無理しないと、続けられないことはしない

こんにちは。

会社勤めの方は、ぼちぼちお盆休みに突入している頃でしょうか。ツイッター(現在は「X」)では、例年この時期になると「電車がらがら」とトレンドが出ます。

業種によっては休みではないかもしれませんが、年に数回ある、まとまって休みが取れる時は貴重です。良き時をお過ごしください。

そのツイッターより一つ引用します。

「わかる〜」と思いながら「いいね」を押しました。

役職について張り切っていた頃、「頑張らねば」と「頑張りたい」が優っていた時、「早めの出勤」「休憩の短縮」「サービス残業」をよくやりました。

やや自己満足に浸っていた感じもありましたが、年単位で続けてしまいました。これが数年単位になってくると、さすがに心身が辛くなります。

「やりがい」があったのは最初だけで、後は、それをしないと仕事が回らないという無間地獄に陥りました。

投稿にある通りで、周囲は「業務が回っているもの」と看做すので、業務改善をしないといけないとは考えなくなります。そして、無理をした人に延々と負担がかかり続けるという悪循環が生まれます。

業務は安易に善意で行ってはいけません。

「負荷」をかけるなら、管理の下、一時的でなければなりません。そして、基本的にはしてはなりません。自分にとっても、周囲にとっても、感覚を狂わせ、けじめがつけられなくなるからです。

極端な話、それで心身に故障を抱え、本格的に業務遂行が困難になった時、雇用主が一生、貴方を養うことはしません。雇用契約の終了(退職)となるのが現実です。

働くことができるのも、健康があるうちです。だから、自分の健康が維持できる範囲をしっかりと見定めて、上司でも部下でも就業規程を遵守する必要があります。

基本的なことですが、自分の身は自分で守るとは、サラリーマンでも個人事業主でも一緒です。

繰り返せないような働き方はやるべきではないのは言う迄もありません。

無理してしまう時、無理をさせてしまう時

そこにもいろいろな事情や状況があると思いますが、誰しもが巻き込まれ、陥るものと思って備えるのが間違いないと思います。

どうか皆様、心身ともに健やかであってください。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市を拠点に普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)をご提供しております。

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