膝を打つ

こんにちは。

今日の題名は「膝をぶつける」ではなく「膝を打つ」。

急に気付いたり、感心した時の動作です。

「なーるほど」という時の動作。

僭越ですが「これ、わかる〜」と膝を打ちました。

これを書いた人も、経験したから書けたのでしょう。

そうでなければこんなに上手い表現ができません。

何故か分かりませんが

迷うことも、遠回りすることも

避けて、最短に成功する物語を人々は求めるような気がします。

実際、僕も、迷ったり、遠回りすると

情けなさや、どうして自分だけという気持ちが湧いて、自分でも驚くことがあります。

「道中楽しめ」「そこを通らないと分からないことがある」だから大丈夫と自分に言い聞かせます。

即ち、他の人が見ない何かがそこで得られるのだと。

むしろ、そこを通らない方が損失だと。

まさに経験という宝。

迷い、遠回りしたことで得た知見。

その経験があれば本来の道にも裏道にも対応できるはず。

嫌ったかもしれないが迷いと遠回りに育まれた力。

短期的には好ましく思えなくても、長期的には不可欠だった試練。

そんなことが人生には確かにある。

出来るなら、財産へと変貌を遂げるまで、諦めずに見出だしたい。

どんなに時間がかかったとしても。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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