ひぐらしの風情
こんばんは。
昨年と同様に、七月に入ってすぐ、ひぐらしの鳴き声を聞きました。
八戸市近郊では蝉の鳴き声よりも、ひぐらしの鳴き声が先になるようです。
俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、ニイニイゼミと同じく、むしろ他のセミより早く鳴き始める。以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。鳴く時間帯は、基本的に朝夕である。
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しかしながら、七月に鳴いても別に不自然では無いようですが、自分の山形での生活の記憶とは異なるので、まだ物珍しさを感じます。
率直に、蝉の鳴き声は盛夏で、暑くてしんどい記憶が思い起こされます。それに対して、ひぐらしの鳴き声は何だか哀愁があって好きです。
子供の頃の記憶、夏休みの夕暮れ、もうすぐ夕飯だ...そんな記憶が蘇ります。
今日も日中暑かったので、蝉の鳴き声を敢えて聞こうとは思いませんが、夕方の涼しい空気を思い起こさせるひぐらしの鳴き声は聞いていて心地良さを覚えます。
蝉もひぐらしも、それぞれが鳴いている時の雰囲気を、鳴き声を通じて思い出させてくれます。
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