沈黙の声
こんばんは。
Mr.Childrenの「しるし」という歌の中に「沈黙の歌に乗って」という詩があります。
「沈黙」という黙っている状態を、敢えて歌と形容する感性が面白いです。
若い頃、面接場面で沈黙が訪れるとかなり戸惑ったことを覚えております。
言葉(会話)がなくなるので沈黙の意味の解釈をどうしたら良いかわからなくなるためです。
しかし、本当に沈黙なのかを考えなければなりません。
言葉はその時に発していなかったとしても、表情や仕草、指や手の動き、姿勢から窺えるものはあるはず。
面接の場に着くまでの様子はどうだったか、普段はどんな様子の方なのか。
考えている間なのか、どう言葉を発して良いか迷っているのか。
いろんな解釈ができると思います。
敢えて沈黙を共有することもあるかもしれません。
余談ですが、家族など長い付き合いになると会話というよりは雰囲気で互いを察知して疎通するというある意味、高等技術が駆使されている場面があったりします。
沈黙にもいろんな「声」が込められていそうです。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 普段使いのカウンセリング2025年1月22日今あるものを称えよう
- 普段使いのカウンセリング2025年1月21日運次第を自分次第に
- 支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)2025年1月20日人を見る目
- 普段使いのカウンセリング2025年1月19日位置について