コーピング

こんにちは。

サッカー日本代表の第二戦は残念ながら負けました。

本田圭佑さんの「全然ガッカリしてない」「下馬評では予選敗退だったんで」の言葉に心の強さが窺えます。

確かに期待が強ければガッカリ、期待してなければ「こんなもんでしょ」となります。

勝敗がつきものの運動選手はどうやって、精神的負荷がかかった状態に対処する(コーピング)のかにとても関心があります。

過ぎた出来事は変えることができません。

できるのは起きた出来事の認知・評価を調整することくらいでしょうか。また次にどうするかに生かして備える等、前を向くように切り替えるくらいしかできないのが実際だと思います。

運動選手とはすごい世界に生きているのだなと思います。

イップスと呼ばれる現象があります。

イップス (yips) は、主にスポーツの動作に支障をきたし、突如自分の思い通りのプレー(動き)ができなくなる症状のことである。野球やゴルフ、テニス、ダーツなどのスポーツに多く見られる。学術的には局所性ジストニア職業性ジストニア)と同義で考えられ、神経疾患に分類されている。脳の構造変化が原因といわれ、同じ動作を過剰に繰り返すことによって発症し得ることが明らかになっている。

ウィキペディア

想像ですが、積もりに積もった精神的負荷が、当人にとっての感受・制御できる水準を超えた時に、何かしら体に反応をもたらしているのではないかと思います。

個人的に、自覚できていない精神的負荷ほど、自分自身の意識しないところで身体症状として表出させることは何度も経験があります。さながら「かなり疲れているよ」「それ以上無理すると危ないよ」「この負荷にきちんと気づきなさい」と言われているようです。

運動選手の逆境を乗り越えた経験を雑誌やネット上の記事で見るのが好きなのですが、それは彼らの精神的負荷に対する対処方法が面白く自分にも活かせるのではないかと思うからです。

運動選手に限らず、できることなら「大変だった」で終わることなく「だから、自分は◯◯のように対処して、◯◯へと活かしました」となって欲しいと思います。

一つの出来事が終わっても、その人の人生の物語はまだまだ続きます。何かしら、次へ繋いで、紡いでいかれることが最善と思います。

さて今ごろ、日本代表の選手たちはどのようなコーピングを施していることでしょうか。いつか、どこかで何かしらの媒体で詳らかにされていくことでしょう。

最後に、以前よくテレビ朝日のサッカー中継で『A Question Of Honor』が流れておりましたが、あの歌詞が自分は大好きです。

If you win or you lose
It’s a question of honour
And the way that you choose
It’s a question of honour

勝っても負けても
それは名誉の問題なのだ
選んだその道
それは名誉の問題なのだ

世界の民謡・童謡

名誉の言葉の中には『尊厳』の意味が含まれておりますが、侵し難い大事なものを守るためにコーピングは必死に機能しているのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。