カウンセリングを受けようか迷っている方へ(二)

こんばんは。

地域の方にカウンセリングと聞いて何を想像しますかと聞いてみると、医療機関での治療的なカウンセリングを思い浮かべると返答する方が圧倒的に多いです。

誰かに相談してみたい、話してみたいと思っても、カウンセリングとなるとなかなか敷居が高く感じられる要因の一つかもしれません。

実際に話をしてみると、「特に困っているということではないのだけれど」と前置きをして、気になっている事柄について、ぽつちぽつりと話す方もいらっしゃいます。日常のいろんなことに人は悩むものです。

また「気になっている事柄」を「問題」と言い切ってしまうと、何かしらの「病理」や「欠陥」があると感じて、自分や相手に「問題がある」とみなすことに抵抗を覚えて話すことを躊躇うことがあるかもしれません。

実際、人が生きる上で「さまざま対処しなければいけないこと」が否応なしに生じます。それは自分の外側に、対処しなければならない「課題」として存在する(外在する)だけで何も特別なことではありません。

キャプラン(Caplan, G.)の予防モデルというものがあります。これは3段階があってそれぞれ一次予防二次予防三次予防と呼ばれています。

一次予防は一般市民全体を対象とした、問題の発生を予防する、危機的状況が発生しないように予防する基礎的な取り組みを指します。(説明の便宜上「問題」という言葉を使いますがご了承ください)

二次予防は、大きな問題が発生しやすい群を対象とした、重篤化・深刻化の予防です。

三次予防は大きな問題が生じて落ち着いた後、その再発の予防を指します。

当事業所は『普段づかいのカウンセリング』をうたっており、『一次予防』のような想定でお使いいただければと思います。勿論、内容によっては専門の医療・福祉機関をご紹介することもあります。

まずは初期段階に、貴方(心)と貴方の置かれた状況を整理して、どんな状態にあるのか、どんな対処ができるかを考える関わりをさせていただければと思います。

『うまく説明しきれないけど引っ掛かっている何かがある』という状態から、カウンセラーと一緒にその事柄を紐解いてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。