子供でも対話を喜ぶ

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

昔の話ですけど・・・

自分の子供を相手に
面接の練習をしたことがあります。

面接といっても
堅苦しい内容じゃなくて

どんな話し方なら、質問の仕方なら
自然に相手も構えずに話してくれるかという程度。

側から見たら
多分、普通の雑談しか見れなかったと思う。

まだ幼児の我が子に
いろいろと質問をする僕。

一番喜んでくれた言葉は
「ねえ、ねえ、教えて」

嬉々とした表情で
自分がどんなに機関車トーマスが好きかを
語っていた気がする。

幼児なのだから
決して語彙力が多くはないはずだけれど

上手に説明していた気がする。
好きなことを語る目は

大袈裟じゃなく
キラキラしている。

「ああ、この子はお話好きなのかな」
「関心を示されると、子供も嬉しいんだな」

何だか、面白い!

「(説明してくれたことに)すごいじゃない!」
と言うと

「まあね!」
得意げ且つ、誇らしげな表情の子供。

「(練習に付き合ってくれて)ありがとうね」
と言うと

「うん」
満面の笑み。

動機は面接の練習だったけど

結果的に
子供との会話が楽しくなって

良い意味で
目的と手段が逆転しました。

そういえば、こんな投稿がありました。

確かに、「面接」の言葉は言わなくても
「ちょっと、教えてもらっていい?」
「ちょっと、お話ししていい?」と言うと

「うん、いいよ」と
にっこりして、話してくれた。

こちらも、「悪かったな」と思って
謝ることがあると

大概、「うん、分かった」と
受けれてもらえたような気がする。

子供って
優しくて、太っ腹だ。

結果的に、これが僕にとっての
基本体験になって

その後、子供とは
対話するというのが根付いた気がする。

特に意識しなかったけど
頭ごなしとか、押し付けは
あまりなかったような・・・気がする。

これだけ話せるんだから
きっと、いろいろな思いや考えが
小さくてもあるはず。

そう思うと
あまり頭ごなしなことが
却ってできなくなる。

そう気付けたのは
大きな収穫だったと思う。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA