管理職の孤独
とても共感したSNS投稿。
管理職は孤独だ。「マネジメントのやり方はこれで良いのか?」1年目はガムシャラに走っていたら終わってて、仕事の流れが分かってきた2年目で不安に襲われた。メンバーから直接ダメ出しされることも滅多になく、うまくいっているのか手応えも分からない。だから… 信頼できる上司や同僚に聞く。自分では分からなくても、他の人からは見えている。自分の評価を聞くって怖いけど、勇気をふりしぼって前に進もう。
ちかゆき|聞き上手のコツを磨く@k_chikayuki
管理職は、とかく孤独なものです。
管理職に限らず、いわゆる『トップ』の立場は皆そうだと思います。
自らが、他者の話を聞き、全体を回す重圧は、背負った者でなければ分からないと思います。真剣に、真摯に、親身に部署をマネジメントしようと思えば思うほど、それが容易ではなくなります。
管理(マネジメント)に関する書籍等で理論的な学びは可能ですが、それを実践に落とし込むにはとても時間がかかります。
現場担当者として、一端に仕事ができるようになるまで、少し自信を持てるまでにどのくらい時間がかかったかを思うと、管理職としても、ある程度に力量を備えるようになるにはどうしても時間がかかるものです。
管理職の言葉は重く、言葉が一人歩きすることもしばしば。
不用意なことを言ってはいけないのだと思うと、気軽に何でも話すということ自体が部署内では困難になることがあります。
雰囲気の柔らかさと固さの匙加減もなかなか難しいです。
また、管理職の上の上司が、自身に対してどの程度に指導、支援してくれるかも重要です。
ただ、個人的に見聞きする分には、管理職等への支援を組織内で受けている、組織外で受けているとはあまり聞いたことがないので、上述のように孤独を感じながら、手探りでやっている管理職が世の中には多いのだと思います。
管理職経験者として、管理職もまた支援者のようなものであり、支援者にこそ支援が必要だといつも思います。
スーパーバイズ的なものであっても、ピアカウンセリング的なものであっても、あったら活用したかったなと個人的には今でも思います。
管理職は、いわば現場の指揮官です。
指揮官が元気でいてくれないと現場は回りません。
指揮官には指揮官という独特の立場に起因する悩みがあります。その立場に共感できる支援者、社会資源を持つ、必要に応じて活用することが一つの支えとなるでしょう。
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