敢えて「しない」
こんばんは。
支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)の結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
本日はこちらの引用をご紹介します。
「答えを示せなければ、管理者として失格だ。答えを示すことでしか、あなたは付加価値を生み出せない。答えを出すことが、成功者として認められる唯一の道だ」と訴えてくるわけです。(46ページより)
引用:ライフハッカー
(【毎日書評】部下にすぐアドバイスをしがちな人。「アドバイス・モンスター」になっていませんか?)
うーん!
昔の自分に聞かせてあげたい言葉。
管理者なのだから
管理者らしいことをしなければ。
こんな風に昔の自分も思っておりました。
求めていない助言をするのは論外だけれど
何が何でも「助言しなければ」と思うのも違うかな。
要は、管理者として自信が持てないから、そう思うのですよ。
管理者としての存在感を出さなければと思うのはちょっと違う。
では、何が正解か?
それも含めて、ぜひ各自がお考えいただくと良いと思います。
「何だと思う?」
「どうすればいいと思っている?」
「じゃあ、それでやってみようか」
「上手くいったなら、それでいいんじゃない」
「上手くいかないなら、他を試してみようか」
抽象的な会話例を並べてますが
実はこれで事が足りたりする。
どうすれば良いかなんて
部下が自分で見つけていくはずです。
もちろん、時には本当に的確な助言が必要な場合があります。
しかし、そんな時や機会は
意外と多くはないのです。
部下が自律性を高めてくれれば良いのです。
上司は、コーチング的に質問や確認を投げかけ、後は当人にやってもらえれば良い。
本当にこれだけで良いの?
本当にこれだけで十分なことが多かったように思います。
管理者の「妙」を何となくでも掴めてくると
そんなに焦らなくても良いものです。
「監視されている(見られている)」ではなく
「見守られている」が伝わると
まあまあ何とかなるんです。
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