衣食足りて礼節を知る?

こんばんは。

日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

本日はこちらの投稿をご紹介します。

人は環境から影響を受けます。
必ずです。

その環境が過酷であれば
心身が疲弊します。

社会・環境→心身状態へ
必ず、何かしら波及します。

心身を整える。
ただこれだけやろうとしても環境が整わなかったら、難しいでしょう。

例えば、労働環境。
長時間労働、過密労働が続けば心身が疲弊するのは当然です。

心身が疲弊すれば
ちょっとしたことでイライラしたり・・・

きっと誰もが心当たりあるのでは?

環境をどこまで整えられるか。
限界があるのも確かです。

しかし、環境因子の存在を見落としたら
ただ自力で為そうとして徒労に終わる可能性もあります。

よく寝て、よく食べて、リラックスして・・・。
まあまあ、良い状態になれますよ。

確かにこの状況でもなお「性格悪くなる」としたら
よほどでしょうね・・・・

まあ、それは例外的として

良い自分でいるためには
環境も心身も整えましょう、ということ。

以下は、何度かご紹介しているマズローの欲求段階説です。

画像引用:https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/maslow.html

良い状態に至るには
まず下位の「欠乏動機」を充足する必要があります。

例えば、過酷な労働環境であれば

睡眠時間も満足に確保できないようであれば
生理的欲求は不充足の状態です。

ハラスメントに遭えば
安全欲求は不充足の状態です。

良い状態を作るには
これらを満たしていく必要があります。

ごく基本的なことですが
こうやって可視化して時々、確認するのが良いでしょう。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉があります。

物資の不足が解消されてこそ
礼儀に目を向ける余裕が出てくるという意味です。

これが全てとは言いませんが
満たされるべきは満たされているのは大事なことだと考えます。

皆さんの置かれている状況
ご自身の状態はいかがでしょうか?

ぜひ心身と環境をアセスメントしてみましょう。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市を拠点に普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)をご提供しております。

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