人生経験は仕事にも活きる
こんにちは。
『援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
本日もマネジメントの話。
この方は毎回、良い投稿をしてくださるので、ついつい引用してしまいます。
「結婚や育児の経験が無いとマネジメントができない」と言うつもりはありません。
ただ、「結婚や育児の経験」がマネジメントに活きることはあると個人の経験を踏まえてそう思えます。
どんな所かというと・・・
例えば、毎日、顔を合わせている夫婦でも、以心伝心は期待してはいけないこと。
分かってくれるだろう、やってくれるだろうとの安易な期待は揉め事の温床です。
また、夫婦であっても、違いの考え方や感じ方は異なるので、自分の考えだけで物事を推し進めると大概、喧嘩になります。
そんな時を振り返ると、勝手に相手は自分に合わせてくれるという勘違いがあったりします。
毎日、顔を合わせてはおりますが、一旦こじれると謝りにくくなり、冷戦状態が続くと修復の糸口を見失うのです。
実際、仕事の場面は、ある意味、夫婦並みに毎日、顔を合わせているので、夫婦の関係の配慮が活きる事が何度ももあります。
育児の経験がマネジメントに活きた事。
例えば、親子でも性格は異なります。
親の好きは、子供の嫌いだったりする。その逆も同様。
親は大人だから、子供よりも色々な事を知っているから、ついつい口を出したくなります。
もっとこうすれば良いのに。
これが昂じて、子供の人格を軽視する事が無かったとは個人的には言えません。
子供は親のロボットではないだから、子供の好みややり方を尊重して、じっと見守れば良い。
何か訊かれたならば、答えれば良い。
しかし、往々にして、この加減を誤るんですよね。
この経験はマネジメントにはおおいに役立ちました。
頭で分かっていても、実践となると、とても難しいのです。
子育てて培った見守る忍耐やコーチング的なものは、個人的にはとても役立ちました。
繰り返しますが
これらの経験が無いからといって、マネジメントができないということはありません。
また、安易にそれらと同一視しても上手くないでしょう。
何となく、似ていて、応用でき、既視感があると少し安心できるというくらいでしょうか。
マネジメントは、部下に対する援助みたいなものです。
いくらでもマネージャーになってから学ぶこともできます。
また、マネージャーにならなくても、別の立場で勘所を学ぶ機会が、結婚や子育て以外にも、きっとあるのだろうと思います。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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