やれるようになる過程
こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
あの時、もっと、何かやれたのではないか
過去を振り返って
そんな思いに駆られたことはないでしょうか。
僕は、あります。
今の状態を知っているから
それだったら、もっと前にもやれていたはずと思ってしまうのです。
もっと早く勉強を開始できていたはず!
もっと早く、個人事業について調べて着手すれば良かった!
あの時、無理をしないで、もっと自分を労われたはずではないか
あの時、◯◯に、もっと良い関わりができたのではないか
具体的な言及は控えますが
思ったよりもたくさんありました。
そうは言っても、現実は、そう上手くはいかない
現実は厳しいと思います。
過去にできなかったことにも相応の事情があり
やれている今の状態から、上から見下ろしても仕方がない。
「やろうとは思った」から
「一度は着手した」までの間にも
相当な開きがある。
とかく、最初の一歩を踏み出すのが最初の難関だ。
「着手」したから
「継続する」までの間。
もっともっと大きな開き
隔たりを感じる。
躓きの多くは、ここで起こると思います。
ただ単発でやるだけなら、はっきり言って楽です。
何が難しいかといえば、継続すること。
自分だけは絶対に諦めない。
最初は大概、威勢が良いのです。
それば、三日経ち、一週間経ち
一ヶ月経つと、無惨な結果に・・・。
継続する中で最も辛いのは
進歩、前進を感じられない時。
もうやめにしようか。
諦めようか。
悪魔の囁きなのか
自分の本音なのか
もはや区別がつかない位に
後ろ向きになることもある。
それでも続けられた時
続けられた場合がある
過去の糧の上に、今がある
どうして続けられたのだろうか?
たくさん躓いて
躓くのはもう終わりにしようと思った!
やっていく中で
続けたい理由が見つかった!
「やった方がいい」じゃなく
「やらないといけない」事情ができた!
理由はいろいろ挙げられるだろうけど
機が熟したのだ。
「やれるようになった今」しか見えていないようだと
過去は、「やっていなかった過去」でしかない。
しかし、繋がっていると思うのなら
これまでの情けなさも、怠惰も、後悔も
すべてが必要な伏線ということになる。
やれなかった過去のすべてを
肯定するつもりはありません。
しかし、物事にはいろいろな事情がある。
そういうことを評価する目線はあっても良いんじゃないかな。
確かに情けないかもしれない自分もいるけど
情けないばかりの自分でもない。
ここは認めてあげるべきだと思います。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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