ちょっとしたきっかけで
こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
こんな話を聞きました。
「ずっと否定的な気持ちに支配されることが多かったけれど、そうじゃないことも増えてきた。」
さらっと、すごいことを言っております。
これって、かなりの大進歩ですよ。
言っている当人も、心なしか嬉しそう。
そりゃそうだよね。
否定的な気持ちって、本当に嫌なものです。
僕もこの気分に侵されると本当に嫌だし
回復にも時間がかかる。
「どうやって、そうなれたの?」
聞く方がちょっとわくわくしてくる程。
何だろう?どんなきっかけがあったのだろう?
「苦手だった掃除ができるようになったから。」
ん?どういうこと?
一瞬、頭の中がハテナになる。
要は、この方、片付けがとても苦手だったそうな。
分かっていても、「したくない」に負けて、「苦手」と思っていたと。
その内だんだんと、これが引き金になって
自分を否定的に思うようになっていったそうです。
「どうやって、掃除ができるようになったの?」
どうやら、良き友人ができて
私的なことも、結構話すようになったそうです。
それで、掃除の話になって
相手は世話を焼くのが好きだったのか
いろいろ助けてくれたそうです。
いろいろ励ましながら
もしかすると、細かく指示出ししてくれたのかも
要は一緒にやるような感じで
声をかけてもらいながらやったら
「出来た」のだと!
なるほど。
そういう手があったか!
そう言えば
僕も自転車に初めて乗った時
友人に二人乗りしてもらって
乗っている感覚を覚えたら
いつの間にか、一人で乗れておりました。
何がどう、その人に良い影響を与えて
これまでに苦手だったものができるようになるかは
前もっては分からない。
いろいろ試していく中で
試すということではなくても、たまたまでも
良い方法に巡り会えることがある。
自分は「できない」と思っていたけど
自分は「できる」のだと分かった。
これほど自信となることはありません。
「否定的な気持ち」って
大概、自分との戦いだから
自信ほど武器になるものはないと思います。
一見して、何の繋がりがあるの?と
思うことでも、こうやって繋がって
自信を得ることもある。
人って面白いものです。
「できない」は、そう思っているだけで
「できる」ようになる行動の発動条件にまだ出会っていないだけかもしれない。
要は、可能性を排除してはいけないということ。
先のことは分からないのだから。
この先、できるようになって
自信に満ちた自分がいるのかもしれないのだから。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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