「細かい人」の愛
中田 雅也こんにちは。
援助職のためのカウンセリングの結い心理相談室です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
個人事業主になって思うこと。
口うるさい上司等は、貴重だったということ。
当時は快く思いませんでしたが、今となってはありがたかったと痛感します。
特に、若い人に申し上げたいのは、口うるさいと思っても、きちんと指摘してくれる人（上司や先輩）はとても貴重ですよ。
こちらの方の指摘もよく分かります。
よく上司から、事例まとめや演題発表等の添削をしてもらったものです。もし、そういった点検をしてくれる人がいなかったらと思うとゾッとします。
欲を言えば、細かく、根拠に則って、愛ある「駄目出し」をしてくれる人は貴重です。
また、文章の書き方一つにしてもそうですが、企画書の書き方、組織論を踏まえた思考判断、きちんとした労務管理など、組織としてしっかりしていることも重要です。
「うちの所属機関は、細かくて・・・」と思ったとしても、もしかすると、組織としてしっかりとしている故かもしれません。
こういうのは、所属機関の外に出て活動をする時、効力を発揮します。
しつけと一緒で、普段からしっかりと教育されていると、ズレた対応はしないものです。一番良くないのは、ろくに指導や教育もされずに、自分の未熟さに無自覚なまま、表に出てしまうこと。
また、実際に恥をかいたり、失敗した時は、素直に未熟さを認めて基礎から学ぶ姿勢でいるのが良いと思います。それがどれだけ経験を積んで熟練者となったとしても。熟練者といえども、未知の領域は必ずあるからです。
細かい人の役割は、意外と大きいですよ。
あなたが外で恥かかないように守ってくれているようなものです。
あなたの成長を助けてくれる人です。
あなたを守っているようなもので、愛があふれております。
そんな視点で積極的に活用するのもアリです。
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