未来からの返事

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

最近、好きで聞いている音楽。

流行った曲なので知ってはおりましたが、歌詞も素晴らしかった。

これは「15の僕」が未来の自分に宛てて書いた手紙です。

未来の自分に宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう

そんな手紙を書いた事はないけれど
少しだけ、気持ちが分かりました。

個人的な話ですが、勤め先を辞めて、住む場所も生き方も、すべてを変えたのが、ちょうど3年前です。

今しかない
今やらなかったら絶対後悔する

そう思って、後ろ髪を引かれる思いを振り払った過去。

本音を言えば
めちゃめちゃ、不安で恐かった。

できるなら、すぐに落ち着いていられるようになりたかった。

向き合いたくない課題もたくさんあって、どうか「順調」であって欲しいと何度も思いました。

率直に、実際大変でした。

できるなら直面したくない課題にも、これでもか、これでもかと向き合い

よほど、以前のまま、勤めていた方が楽だったんじゃないかと、頭を過ぎることもしばしば。

もしかして、今の自分って、惨めなんじゃないか。
そんな思いにも、何度も駆られました。

「覚悟」とは、最初から完成されてあるのではなくて、切り抜ける中で鍛えられて、本物になるのだと知りました。

ただ、不思議と「前の生活に戻りたい」とか「行動しない方が良かった」とは思いませんでした。

あの時、「3年後の自分はどうなっているのだろうか」とよく考えました。

先が見えない中でも、3年後の自分の姿がもし分かったのなら、それを頼りに生きていけると、そんな気持ちになりました。

しかし、残念ながら、未来など分かりません。
むしろ、分からないように出来ている。

それでも、あれから3年後の僕は、元気に(?)、必死に、それでも楽しみながら、どっこい生きています。

また3年後の自分に何を問おうか。

きっと、何とか生きているだろうし、「充分やった(やっている)」という結果があると、仮定したい。

否、そう決めました。

だから、逆算して、そう思えるためにどうすると良いかを考えて生きていけばいい。

未来は、思い描いたもの勝ち。
現実がそれに追いつけばいい。

結構、本気でそう思っております。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市を拠点に普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)をご提供しております。

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