配慮にありがとう
こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
今日はこちらの投稿から。
一言「最高です」
自分が、そうしてもらったかのように嬉しくなりました。
個別に配慮するのは、それなりに手間がかかるのは事実です。
個別の配慮が増えるほどに業務は煩雑化して現場は大変だったりします。
しかし、その配慮によって、自分は大切にされていると感じられます。
そして、配慮してもらった側は、実際、とても嬉しく、助かるのだと思います。
実は、僕も同じような配慮をしてもらったことがあります。
僕は体にちょっとした傷跡があります。知らない人がみたら、奇妙に思うかもしれません。
悪気がなくても、好奇の眼差しというのは、他人が思うより、本人の心をえぐります。
だから、「普通に接してくれること」がとてもありがたかったりするのですが、それを皆ができる訳ではありません。
僕が逆の立場だったら、それができるだろうか・・・。
それで、修学旅行の時の入浴(大浴場)は正直、嫌でした。
「ああ、嫌だな〜」と思っていたら、担任が僕だけに、「個別の風呂場があるけど、どうする」と聞いてきてくれました。
「配慮」に重きを置かれず、「負けるな」が重視された時代の話です。
僕の心情を理解してくれたことと、実際に対応してくれたことがとても嬉しかった...と、いうよりは、自分勝手なのだけれど、「ただただホッとした」ことを覚えております。
そのことの意味を、ありがたさをずーっと忘れていたのですが、ふと、SNS投稿を見て思い出しました。
古い価値観と新しい価値観の間で揺らぐ自分がおります。
配慮することが当たり前になってくれたら、どんなにか良いだろうかと思う反面、配慮してくれた人への感謝も忘れたくはありません。
ことさらに感謝したら、まだまだ「珍しい事」になってしまうのかもしれませんが...。
それでも、あの配慮に僕は救われたと言っても良い位に、余計な心の傷を負わずに済みました。
ごく自然に配慮してくれた担任には、今頃になって感謝を伝えたくなるのです。
本当に、本当にありがとう。
いつか、僕がしてもらった配慮を形を変えて誰かにもさせていただきたいと思います。
そんな良い連鎖が、もっともっと生まれると良いですね。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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