それが大事
負けない事
投げ出さない事
逃げ出さない事
信じ抜く事
駄目になりそうな時 それが一番大事
Uta-Net
昔聞いた懐かしい歌。
再び、今聞いて、この歌詞にハッとした。
その通りだから。
「勝つ事」ではなく、「負けない事」であるのが尚良い。
勝ちの定義は、事柄によって様々だけど、勝ち切るのは実はとても大変。
しかし、負けないで事を終えることは比較的、やりやすい。
勝てなくても、負けないで終わる事は、自分への信頼をなくさないと思う。
投げ出さない事をどう定義づけるか。
決して、最後までやり抜くことが全てではないはず。
戦略的撤退として、一つのことを終える決断をしたのなら、そこに向き合った勇気や労力も含め、「投げ出した」には該当しないだろう。
やり抜いたとしても、そうではなかったとしても、きっと、終わりにきっちり向き合い、けじめを付けることができているのなら、それが大事。
逃げ出さない事も、同じはずだ。
信じ抜く事。
自分で自分を許せない、自分を信頼できない状態になると、とても辛い。
しかし、たとえ勝てなくても、事の終わりに向き合い、けじめを付けられたら、そんな自分を少しは信用してもいいはず。
次の何かに繋がるには、この自分とまた上手く付き合っていこうと思える気持ちが大事。
駄目になりそうな時。
まさにそこでの踏ん張りが底力、そこに素の、等身大の、ありのままの自分が登場する。
勝てなくても、事に向き合い、負けないで次に繋げることができたのなら、それは価値あること。
駄目になりそうな時にこそ問われる。だから、その時こそ、価値を生み出す機会。
歌詞の言葉の意味は、直ぐには理解できなくても
時と経験を経て、実態が伴い、解釈ができるようになり、やがて自分流の言葉となる。
言葉との出会い。これが、思いの外、楽しい。

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