「お値段以上」の価値

こんにちは。

「お値段以上」とは言わずと知れた、家具のニトリのキャッチフレーズです。

見れば見るほど、考えれば考えるほど、良くできた文句だと思います。

世の中には、どの領域においても「安かろう、悪かろう」が存在します。安くても仕方がないと思って、使ってみると、「やっぱり・・・」な結果となります。

そうかと言って、高ければ何でも優れているわけでもなく、高いに見合わなければ「期待はずれ」によって、むしろ怒りをもたらし、却って嫌な気分にさせられます。また、高いほどに手を出せなくなります。

そう言った意味では、払った分より、幾らかの価値があるのは、人の心を充足させるには大事なコツを押さえております。

何かを得るためには、何かを支払わねばなりません。何か、とは犠牲であり、お金だったり、時間だったり、労力だったりとさまざまです。

そうです。結局、何かを得るためには犠牲がつきものだという現実を忘れてはなりません。その中でも、払った犠牲よりも多くのもの(満足感など)が得られたら、それは得をしたと言えるでしょう。

そうなると、「また買ってもいいかな」と思えるので、商売としては好循環だと思います。

「お値段以上」は言葉の巧さ以上に、人の心の深奥を突いているので、優れた言葉だなと思います。

ちなみに、「お値段以上」なのはカウンセリングにおいても同様です。

僕も、かかる費用の二倍から三倍の価値を生むことを心がけております。六十分から九十分の時間に全力を注ぐことの所以です。但し、それでも僕一人ではでき得ないことで、クライエントの思いがあってこそです。

決して安い費用ではないことは当方も十分に承知しております。しかし、払った犠牲の先にしか生まれない価値があります。犠牲を払うことで人は本気になれます。(もちろん、全ての場面に適用できることではありませんが)

「お値段以上」とは、決して「安い」を意味せず、必要とするもののために支払う犠牲に対して、売り手が必死になって買い手に応える心意気でもあると思います。

そう考えると、「お値段以上」に込められた思いの深さにますます惹きつけられます。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。

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