ネガフィルム
こんばんは。
今日も素晴らしい陽気の一日でした。
たんぽぽが一面に咲き誇っている場所を見つけ
つい写真に撮りたくなりました。
今はスマホ、二十年前ならデジタルカメラ
二十年前に初めて買ったデジタルカメラは
パナソニックのLUMIXでした。
フィルムを気にしないで、何度も撮り直せるのが
とても新鮮で、メモリを気にしながらも、
何度も写真を撮ったものです。
デジタルカメラよりも前は、ネガフィルムのカメラでした。
所有したことはありませんが、使い捨てカメラというのがあって
修学旅行の時に千円で買って、手巻きをしながら撮った記憶があります。
今の若い方はネガフィルムを見たことがない方が多いと思います。
以下がそうです。
![](https://i0.wp.com/yfs-soudan.com/wp-content/uploads/2023/04/4310640_s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
このフィルムの中に、収めた景色が残っているのが何とも不思議に思います。
まるで人の記憶の一コマのようにも思えます。
また、人の心の中のようにも見えます。
このネガフィルムですが、肉眼だと
光で上手く照らさないと、中身がよく見えません。
何か映っているけど、何だろう・・・。
そうやってネガフィルムから、目当ての写真を探した記憶があります。
ネガフィルムを人の心の中の像になぞらえたとして
年齢と共に、数えきれないくらいの像が収められていることでしょう。
楽しい思い出、大変だった思い出
頑張った思い出、乗り越えた思い出
一つ一つが、その人にしかない、その人だけの像です。
人生の棚卸しは、さながら昔の写真集を開くように
自分の過去、心の中に収められた場面を確認して
意味付けをして、整理するようなものです。
その当時の場面も、数年経った自分だったならば
当時とは違う受け止めができるかもしれません。
「十年後の自分が、今の自分に助言するとしたら」
そんな質問をクライエントにも、自分にも問うことがあります。
俯瞰するように、大局的に見ると
物事の捉え方は、最初にした捉え方よりも
広く大きなものになるかもしれません。
少し話が広がりすぎましたが
写真に思う、心の中の像、その意味付け
ふと思い出した時に見返しても良いかもしれません。
投稿者プロフィール
![中田 雅也](https://i0.wp.com/yfs-soudan.com/wp-content/uploads/2024/01/8535d03b069ec160870354a44a287ba5.jpeg?resize=150%2C150&ssl=1)
- 結い心理相談室
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