あって当たり前ではない
こんばんは。
大寒波の中、山形に足を運んでおりました。
山形でも氷点下七度前後、八戸市でも氷点下十度前後、これまでに経験したことがないような極寒です。
高速道路で移動していたのですが某箇所の山間部で氷点下九度、且つ猛吹雪に遭いました。
運転して車の中にいる分には寒さはさほど辛くはないのですが、車のワイパーが凍り、車の前面硝子についた水滴や雪を拭うことができなくなり、ただでさえ悪い視界がもっと悪くなり生きた心地がしませんでした。過去に一度だけワイパーが凍った経験をしたことがありますが、改めて視界が遮られる恐怖を味わいました。
いわゆるホワイトアウト(雪原で一面の雪の乱反射のために,あるいは猛吹雪の中にいるために,天地の区別や方向・距離などの感覚が失われる現象。)に陥ると、前進するのも躊躇われて、その場に立ち止まってしまいたくなります。そうかと言って、本当に止まると追突される心配もあり、これはもう閉鎖した方がいいのではと本気で思いました。
案の定、その状況の数分後にちょうど閉鎖になった模様です。
吹雪で視界が悪い雪道は今まで何度も経験しましたが、今回は群を抜いて恐怖を感じました。
自宅に帰ってきてから、部分的に温水が出なくなり非常に不便な思いもしました。いろいろ対策をして行ったにも関わらず、それでも凍結は防げなかったようです。
これだけの寒さは記憶にない、と地元民にも言わしめるほどでした。
また自宅以外にもカウンセリング室も同様に水回りが凍結しており、対応に追われました。
今まであって当たり前だった温水、特に水が確保できない、流れてこないのには参りました。
あった当たり前に慣れていたけれども、これほど有難いものだったのは・・・と思い知りました。
個人的に、上下水道の凍結は経験したことがなく、情けない話ですが「本当に起きるんだ・・・」と思い知りました。
今回の寒波は全国的な現象のようなので、僕のような思いをした方がきっとたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
それなりに対策をしていったつもりでしたが氷点下十度近くにまでなると、自分の経験則は全く通じないことがよくわかりました。
何より、これまでのあって当たり前にもっと感謝しようと思いました。
・・・まだしばらく、この寒さは続く模様。早く止んで欲しいです。
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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