「今まで」を良い物語へ繋げる

おはようございます。

日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

数日前の記事で
【最悪をネタにする】というのを書きました。

こういうやつ↑です。

あれから、ふと
「あること」に気付きました。

基本的に、起きた出来事は
変えられませんよね。

取り消すこともできないし
無かったことには出来ない。

苦しかったり、嫌だったりしても
それは終わったことだからどうしようもない。

だから、敢えて笑いにして
ネタに転じるというやり方もあるという内容でした。

これについて
もし、この事が解決したら、どうなっているか?

(解決というのは、気にならなくなるという意味ですが)

そう考えた時に
僕はきっと、笑い話とか、武勇伝にしているかな。

そんな風に思いました。
つまり、余裕があるからネタにできている。

もっと言えば
気にならなくなっている未来を僕は潜在的に見ている。

そういうことでもあるかな。

未来が良い未来であるなら
未来で事が何かしら解決できているなら

過去のことなんかどうでも良くなる。

もちろん中身によっては簡単にそうは言えないかもしれない。
それでも、以前よりは、過去の捉え方が格段に良くなっているはず。

これからが良ければ、良くなっていれば
過去に対する見方は自ずと変わる。

文脈は必ず変わる。
辛い出来事も、良い未来に至るための伏線へと変えられる。

さながら、良い物語の続きを書くようなもの。

悪いままでは決して終わらせない。
だから、良い未来の物語を考え続ける!

そんな意思があって良いはずだ!

そんなことに思い至りました。

そんなに都合のいいことは起きないよ!
現実はそんな簡単じゃないでしょ!

他人から言われるよりも先に
自分で自分を責めていませんか?

良い未来を思い描くのに
お金も、他人の承認も必要ありません。

自分の意思一つです。

確かに、現在と繋がり得ない
飛躍しすぎた内容だと扱いに困るかもしれない。

そう思うなら、せめて一歩
いや、二歩、三歩、良くなった未来像を描いてみたらいい。

もしかしたら、その延長に
「飛躍しすぎた」と感じる未来に繋がるかもしれない。

決して過去に翻弄されるだけの非力な自分だけじゃない。

変えていく力があって、既にやれていることがある。

そんな前提に立てたなら、景色は変わるのではないか。

そう思わずにはいられないのです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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