上司も礼節が大事
こんにちは。
『援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は、「上司も礼節が大事」と言う話。
「何をそんな分かりきったことを」と思うかもしれない。
しかし、居るのですよ。
偉くなると、礼を欠く人が。
これ、素敵だと思います。
初めて役職に就いた時
これを絶対に実践しよう!と思いました。
部下は部下で
上司のことをよく見ています。
だから、話しかける時は
話しかけて良いか、その間をよく読んでいたりします。
もちろん、全員がそうじゃないけど。
あるいは、よほど焦ったり
切羽詰まっていて、急いで声をかける時がある。
そんな時に、手を止め顔を見て話を聞いてくれたら
ただただ嬉しい。
逆の立場になるとよく分かりますよね。
ああ、面倒くさそうな顔をしている・・・。
聞くかどうかを迷っている間だ・・・・
お互い援助職であれば
尚更、互いの間や非言語を察知する。
援助職でなくたって
分かるものは分かる。
そして、部下に声をかける時に
個人的によく言っていた台詞。
話し始める前に「今、よろしいですか?」
話し始めの「忙しい所・・・」の枕詞
上司だけが好きな時機に話しかけて良い訳ではない。
現場を抱えている部下が一番忙しいのだ。
人によっては集中が途切れる。
急に呼ばれて、話されても良い気はしないだろう。
いつの間にか、部署の多くが使っていた。
そうしろと言ったわけではない。
だけれど不思議と伝染しました。
きっと、彼らなりに有効と思ったのではないか。
こういう良い波及もあったりする。
だから礼節とか思いやりを感じさせる言葉って
とても大事ですね。
悪い言葉や嫌な態度なら
それだけで部署内の雰囲気を悪くしたりする。
身内どうしても
適度な労りや思いやりがあれば
それが自然と言葉として出てくるなら
きっとクライエントにも自然と出ているだろう。
個人的には、こちらから依頼して設定した面接にクライエントがきてくれた時は
「忙しい中に、来てくれてありがとう」は必ず言うようにしておりました。
たったこれだけでも、関係が良くなることはあっても
悪くなることはない。
また、形式的だとすぐに見抜かれます。
本気で思っていることが大事。
礼節とは相手への思いやり。
部署内の上司・部下関係だけでなく
いろいろな所に、良い意味でも悪い意味でも波及します。
波及するからこそ
それは良いものであって欲しいですね。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。
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