忘れる方法
こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
忘れたい何かがあったとする。
例えば、失恋をして
恋人を忘れたい、とか。
例えば、失敗をして
その失敗を忘れたい、とか。
忘れようと思えば思うほどに
そのことを考えてしまう。
きっと、頭の中では、脳は
「忘れる」という動詞は欠落して
主語または目的語(「恋人」「失敗」)だけが残るのだろうと思う。
何とも残念な
皮肉な現象だ。
そう言えば
蛇が嫌いな人は蛇を見つけるのが上手だそうだ。
蛇がここにはいないよね
蛇はあそこにはいないよね
ここにいなくても
ああいうところに蛇はいるんだ。
きっとそうだ。
間違いない!
何だか、コントみたいですね。
◯◯(名詞)を◯◯する(動詞)
やはり目的となる名詞は強烈に頭に残るようですね。
考えないようにって言ったって
気になるから考えてしまうのだ。
こういう時は
「◯◯しない」の否定語を使うのではなくて
「◯◯しない状態」になったら、代わりに何をしているか?
そう考えるのが良いそうです。
そりゃ、そうだ。
「◯◯しない状態」になったら
そもそも「◯◯」のことが視界に入っていないはず。
代わりに、別の何かが
視界に入っているはず。
代わりに、別の何かが
心の内にいるはず。
そりゃ、そうだ。
人って、一度にたくさんのことを考えられないのだから。
失恋をして、恋人を忘れたいなら
代わりに何をしているだろうか?
多分、自分の時間を楽しんでいるんじゃないかな。
「化粧品を買いに行く」と言った人もおりました。
「本屋に行く」と言った人もおりました。
これは、その人にとっての意味のある行動なので
第三者が聞いても「?」です。
しかし、その人にとっては大きな意味があります。
だから千差万別の回答があると思います。
ちょっとしたコツで
新しい何かをあなたは始められているでしょう。
その時には、以前のことを
きっと忘れているはず!
忘れられるのも良いことです。
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