子はよく親を見る

こんにちは。

親は、どのくらい、子を理解できているか。

逆に、子は、親が思う以上に、親のことをよく見ている。

個人的に、そのようなことを感じます。

米国のジェームズ ボールドウィンという小説家が上記の言葉を残しておりますが、すこぶる同意です。

僕は、子育てとは、親と子の関わりの総和だと思っています。だから、「ちょっと良いことがやれたから」「ちょっと悪いことがあったから」とて、良くも、悪くもなりはしないとも思います。

むしろ、良い意味でも、悪い意味でも、普段のありのままが伝わるのだと思います。

親が、飼い犬に接する時の仕草や声かけを、子どもが同じように真似していたり

小さい子どもが、親(大人)の使い言葉を真似たり

だらしがない時の言い訳も、僕と同じだったり

子は、親を見て、真似て、学ぶのだということを実感します。

成長して、青年期に入っても

親と同じような持ち物を欲しがったり、

親の仕事と関連した領域に関心思ったり

「あれしろ、これしろ」と言ったことはほとんど聞かないけれど

子どもなりに、真似したいと思う部分は、黙ってても寄せてくる所があります。

小さい時は特に、あれを教えよう、これをさせようと思わなくても

親が自然と楽しんだり、喜んだりしている姿に、子どもは、関心を持って寄せてくることでしょう。

子どもこそ、親を映す鏡かもしれません。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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