ネガフィルム
こんばんは。
今日も素晴らしい陽気の一日でした。
たんぽぽが一面に咲き誇っている場所を見つけ
つい写真に撮りたくなりました。
今はスマホ、二十年前ならデジタルカメラ
二十年前に初めて買ったデジタルカメラは
パナソニックのLUMIXでした。
フィルムを気にしないで、何度も撮り直せるのが
とても新鮮で、メモリを気にしながらも、
何度も写真を撮ったものです。
デジタルカメラよりも前は、ネガフィルムのカメラでした。
所有したことはありませんが、使い捨てカメラというのがあって
修学旅行の時に千円で買って、手巻きをしながら撮った記憶があります。
今の若い方はネガフィルムを見たことがない方が多いと思います。
以下がそうです。
このフィルムの中に、収めた景色が残っているのが何とも不思議に思います。
まるで人の記憶の一コマのようにも思えます。
また、人の心の中のようにも見えます。
このネガフィルムですが、肉眼だと
光で上手く照らさないと、中身がよく見えません。
何か映っているけど、何だろう・・・。
そうやってネガフィルムから、目当ての写真を探した記憶があります。
ネガフィルムを人の心の中の像になぞらえたとして
年齢と共に、数えきれないくらいの像が収められていることでしょう。
楽しい思い出、大変だった思い出
頑張った思い出、乗り越えた思い出
一つ一つが、その人にしかない、その人だけの像です。
人生の棚卸しは、さながら昔の写真集を開くように
自分の過去、心の中に収められた場面を確認して
意味付けをして、整理するようなものです。
その当時の場面も、数年経った自分だったならば
当時とは違う受け止めができるかもしれません。
「十年後の自分が、今の自分に助言するとしたら」
そんな質問をクライエントにも、自分にも問うことがあります。
俯瞰するように、大局的に見ると
物事の捉え方は、最初にした捉え方よりも
広く大きなものになるかもしれません。
少し話が広がりすぎましたが
写真に思う、心の中の像、その意味付け
ふと思い出した時に見返しても良いかもしれません。
投稿者プロフィール
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