心の中の剣
こんにちは。
以前の記事でバケモノの子に触れました。
この映画の中に出てくる『心の中の剣』という台詞が好きで
日常生活の折々で思い出します。
ところで、宮本武蔵を描いた漫画「バガボンド」で
武蔵が女たちに剣を教える場面があります。
女たちは言います。
『あたしは実際には戦うことは一生ないと分かっている。』
『それでもさ、強さをもちたい』
(引用「バガボンド」井上雄彦 37巻)
剣を振るうことの意味はさまざま。
体を鍛えること
外敵を撃ち倒すこと
自分を律するため
剣を振るうことができる。
そのようにな前提にあるだけで
剣を持っていなくても、剣を振るっているのと
同様の状態に既にあるのだと思います。
少なくとも、外側(人や状況)に対して気圧されることはないはず。
真の剣の心得があれば
自分の内側(我欲など)をも制することができるはず。
心に剣があれば、強く、しっかりと自分を保ち
自分が自分であることにぶれずにいられる。
そのように思いました。
実際の刀は持たなくても
剣を持っているのと同じ価値がある。
バケモノの子でも、バガボンドでも
そんなことを言っているのかなと、ふと思いました。
剣という道具よりも、技よりも、相手よりも
自分の心がやはり全てなのだと思います。
恐れのない時
心がどっしりとしている時
心が晴れやかな時
真っ直ぐ前を向いている時
そんな状態にしてくれるのが僕にとっての心の剣かな。
朝からそんなことを考えておりました。
心のままに、奔放な、物語るブログの記事ということでご容赦ください。
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