自分を見失わないように
中田 雅也こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室（青森県八戸市）です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
「これいいね」と思った投稿です。
どうして、投稿者は、この投稿をしたのでしょうか？
そして、「これいいね」と思った人は、どうしてそう感じたのでしょうか？
きっと、辛くて苦しい時に、自分を見失ったことがあるのでしょうね。
だから、この言葉に反応するのでしょうね。
辛くて苦しいと、思考が停止してしまいます。
厳密には、悪い方の思考だけは働くと言うべきか・・・。
「この（悪い）考え方は、偏っているよね」
大変な時ほど、そう思えないのですよね。
だから、（悪い）考えに流されてしまう。
時には「全否定」までしてしまうことも・・・。
冷静になれば分かるのだけれど
全否定しても、あまり良いことはない。
いや、全く無いと言っても良い。
自分を否定したら、まっさらに戻ってしまう。
これまで積み上げたものすら
台無しになってしまうではないか。
自分の長所を
肯定的に思えないこともあるかもしれない。
しかし、苦労によって試されたから
もっと大きくなって欲しいと思っただけなのだ。
大したことないとか
そういうことではないのだ。
長所と短所は表裏一体ですよね。
何事も。
短所が見えたのなら
その裏側の長所も必ずある。
両方を正しく見ていくには
冷静さも含めて知性が必要です。
全否定はよくありません。
一旦、自分を見失うと
取り戻すのが少々大変。
このロス（時間と労力の損失）は
なるべくなら、無い方が、少ない方が良い。
辛く苦しい中にあっても自分を見失わない人は
きっと見失った経験を乗り越えているのではないかな。
人って、揺り動かされやすいものだから。
乗り越えたその経験は、宝物のようだ。
きっと同じ状況にあって苦しんでいる人を
慰める力があるに違いない。
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