世界が広くなったから
こんばんは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
子供の頃、18歳くらいまでゲームが大好きでした。
初代ファミコンに始まり、スーパーファミコン、セガサターン、プレイステーションなどのゲーム機をまたぎ、いろいろなゲームで遊びました。
ファミコン・ディスクシステム、PCエンジンなんてのもありましたね。所有している友達の家でよくマリオ2をやりました。
ドラクエ、ファイナルファンタジーなどの有名所ももちろん大好きです。
あれほど大好きだったのに、ある時を境に急に興味を失いました。
何故、急に冷めたのか自分でもわからなくて戸惑うくらいでした。
ゲームさえあればいつでも熱中して楽しめて、ある意味、「楽しみモード」に入るルーティンの一つだったのに。
「そんなこともあるのかな」とその時は思うしかありませんでした。
ところ変わって、仕事の話。
ソーシャルワークというものが大好きでした。元々、「相談」という仕事に憧れて始めた仕事でしたが、ソーシャルワークというものに20代から30代にかけて、どハマりしたと思います。
何がそんなにハマったのかは系統立てて上手く説明できないけど、単純に面白みを感じておりました。人間存在を知ることも、自分が成長することも、他者から認められることも、技を磨き研鑽を積んでいくことも、何もかもが楽しかったです。
きっと自分は定年を迎えても、あるいはそれ以降も、ずっとソーシャルワーカーをしているのだろうと思っておりました。
ライフワークだとずっと思っておりました。
けれど、不思議なもので「一番」に思えていた日々は終わりを迎えました。
自分の中では、ある時から急に失ったゲーム熱の時と被りました。
比べるような事柄ではないのかもしれませんが、冷めないと思った熱が冷めたという点では僕にとって同じなのです。
自分なりの考察なのですが、きっともっと広い世界を知ったから、なのかなと思います。
ずっとこれまで一番といっても良いくらいに大事にして楽しんでいたけれど、他にもっと大事なもの、目を向ける世界があると気付いたら、これまでと同じ所に留まってはいられないと思ったのだと思います。
もっとも、ソーシャルワークは今でも好きだし、研鑽もして、カウンセリングもソーシャルワークをベースにしております。
熱自体は、完全に冷めたというわけではないのですが、適温になったというのが正確かもしれません。
その広い世界が何を指すのかは、私的なことなので伏せます。
ただ、このことから学べるのは、世界が変わると人生観が変わるということ、自分の中のこれまでの価値観の順位もすべて変わるということです。
もちろん良い意味で、です。
「今やっていることが一番」と思っていても、今は、更に広い世界に繋がるための過程、布石かもしれません。
思いがけず広い世界に導かれたのなら、それは神様からの贈り物かもしれません。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。
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