応えるだけの機械にならない
こんばんは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
今日は、「仕事の依頼の受け方」の話です。
みなさんは、この投稿を見てどう思うでしょうか?
「そう思う」という方から、「ピンとこない」という方までいろいろでしょうか。
僕は、この投稿を選んだ時点で、昔の自分を思い出しながら読んでおりました。
仕事を依頼されること自体は、まあまあ嬉しいとは思います。
しかし、限度があって、湯水のように湧いてくる案件もあったりします。
中には犠牲が大きくて「割に合わない」依頼があるのも事実です。
昔の僕には「断る勇気」がありませんでした。「断って、依頼が来なくなったらどうしよう?」
そんなことをよく考えていたと思います。
むしろ、「受け続ける中でしか、自分は評価されないのではないか」という呪縛に陥っていたと思います。
ある時、何かの事情があって、断った案件がありました。そうしたら、依頼主から「何で断るの?」と若干、上から目線の言葉をもらった事がありました。
その時にすぐに気がつけば良いのですが、「アイツは面倒な仕事を押し付けても文句言わないんだな」と思われていたのだと、ずっと後になってから気が付きました。
残念だけれど、舐められてしまうんですよね。こんなことを考えるのも本当は嫌だけれど、残念ながら、人と人との間にはこういう力関係が生じる事があるのです。
だから、「割に合わない」と思うなら、嫌だと思うなら、しっかりと断るべきです。いきなり断るのが難しければ、不満はきちんと表明し、「次は応じない」と言って方が良いと思います。
ただ、「応えるだけの機械」となると、率直に惨めです。
応えることでしか、存在意義を感じなくなってしまいます。だから、断ると居心地の悪さを感じたりもします。これは不健全ですよね。
しかも、そのうち、自分は本当は何が得意で、何を提供できるのかといった内発的な思考が失われていきます。
そんな訳で自分を大事にしましょう。
便利に使われるだけになると、道が先細って苦しくなるだけです。
堂々と自分の道を歩いていきましょう。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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