知覚しがたい変化
こんにちは。
こちらは前職の退職時にいただいた観葉植物です。
観葉植物は草や花ほどに見た目の変化がないので、時々ふと「造花じゃないよね?」と思ってしまうことがあります。でも、手で葉を触ると生きている感触が伝わってきます。
だんだんと部屋の中の景色の一つと同化してしまいますが、気がつくと小さな変化があることに気が付きます。
真ん中の写真では小さな芽のようなものが見えます。これが少し大きくなったのが右側の写真で新しい葉をつけようとしております。「すごい、すごい、ちゃんと生きている」と思ってしまいました。
これは目に見える変化です。こちらのサイト(森へ行こう)に『人間の成長には「量的な成長」と「質的な成長」の二種類があります』と書かれております。
量的な成長は身長や体重のような計測できる成長で質的な成長は計測できないもので『「そういえば昔の自分と今の自分は違うな」とその変化が終わった後で、何らかのきっかけでその変化に気付くという感じです。変化している最中にはなかなか気付きません。実際には、ずーっとそのまま気付かない方が一般的です。「心の成長」はそれに属します。』と書いてあって、なるほどと思いました。
目に見える観葉植物の僅かな変化も「そういえば」という時機に気づきました。
自分の心の変化や成長もこのようなのだろうかと思いました。普段、自分が何を大事にしていること、注いでいる想いや努力はやがて形になって表れてくれるだろうか。自分では意識しきれない潜在的な変化が自分の内にも進んでいてくれているだろうか、そんなことを思いました。
やがて変化に気づく時を楽しみに。気づかなくても成長は着々と進んでいると信じて。
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