知らない土地を旅する楽しさを見つけよう

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

「人生で後悔している事」8選というのを見て
「仕事ばかりしていた」とか「他人の人生を生きていた」はあるあるです。

その中に「旅行に行かなかった」というのがあって
妙に、僕の心に沁みるものがあります。

僕も基本的には「旅行」という習慣がありませんでした。
同僚で旅行する人がおりましたが、正直、大変そうとしか思っておりませんでした。

ちなみに、MSW時代に出張(学会、会議等)で結構、いろんなところに行かせてもらいました。
田舎もん丸出しですが、飛行機に何回も乗れたのは正直、嬉しかった!

でも、本音では、遠出すると、とても疲れます。
これに尽きます。

何より、平日をちょっと削って移動を開始するだけで
何か自分のケースが動いていないか等、とても気になってしまいました。

帰ってきてからも、体がすごく疲れて
日常に戻るのが辛くて...

だから、出張では出かけても
仕事以外で、私事で旅行をしようとはずっと思えずにおりました。

旅行って、楽しいかも!

そう思えたのは、ここ数年です。
勤めを辞めてからかな。

ずっと、休日の日も含めて、「仕事がある」ことが頭からはなれなかったので
心から、旅行、知らない土地の文化や雰囲気や光景を楽しめなかったのだと気付きました。

個人事業となった今でも、もちろん仕事がまったく気にならない訳ではありません。
ただ、いろいろな経験を経て、昔ほど、引きずらなくなったのは良い事でした。

何がきっかけで、事が変わるかは分かりません。
何によって変わるかも、人それぞれ。
でも、訪れた変化を楽しむのは良いものだとつくづく思います。

旅行といっても、僕の場合は国内旅行です。
それも車で移動できる、近県が多いです。

それでも、ブラタモリばりに、この景色、この地形おもしろい!
好奇心丸出しで楽しんでいる自分がいる。

自分でも、この変化に驚くくらい。

行った先に、特別な娯楽や観光施設など期待しておりません。
ただ、ありのままの、そのままの文化や歴史に触れるだけで楽しいのです。

現代的な人工物なんかより、歴史の重みのあるもの
自然の造形美、それを見ているだけで十分に満たされます。

若い頃は、こんな楽しみ方はできませんでした。
社員旅行で、旧跡や観光地を見た時も、たいして感慨深くもならなかったのに...
やはり僕の中で、何かが変わったのでしょうね。

中学の頃だったか、音楽の教科書にこの歌が載っておりました。

子供には歌詞に想いを馳せることはできませんでした。

<遠くへ行きたい>

知らない街を 歩いてみたい
どこか遠くへ 行きたい
知らない海を ながめていたい
どこか遠くへ 行きたい

ようやく、少し、この歌詞を味わえるようになりました。

「旅行って、いいね」という気持ちがやっとわかりました。

間違いなく、心の豊かさとか、世界の広さとか
たくさんの人とその息吹を感じられるようになります。

言語化が追いつかないけれど、旅行は楽しいのです。

自分のためにも、それを見つけられたら幸いです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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