自分への指示出し
こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。
今日もじわるSNS投稿を紹介します。
僕にも先延ばし癖があります。但し、結果的に先延ばしにしてしまう、と認識しております。
自分としては、決して怠けたい訳でもないのですが、考えるほどに手をつけられなくなることがあります。
思えば、個人事業の準備はこれとの戦いだったかもしれません。
やるからには、良いもの、質の高いものを作りたいと思っておりました。こうやって意気込んでいるだけでも実は十分に疲れます。例えば、ホームページ作成ひとつをとっても、自分が満足いかない、もっと良くなるはずと悔しい思いをすることは多々あり、そんな思いをするくらいなら、もう少しじっくり考えて・・・と思っている内に一週間も二週間も経ってしまうのです。
気分転換しようと思うと、今度はそちらが楽しくなったり・・・。何だか、学生時代の試験前の勉強のようです。
組織で仕事をしていた時には、周囲との連動や納期が明確なので、納期ありきでした。しかし、一人だと、ある意味、自分ありき、自分次第なので何とでも融通できてしまいます。
実際、最初から完全に満足のいくものなどできません。雑な言い方かもしれませんが、五割、六割くらいの出来映えであったとしても、まずは仮案を作成することが大事で、あとは少ししずつ時間をかけて直していくのが現実的だと思います。
ここで、「自分は怠け者だ・・・」と思ってしまうと、今度はそれに囚われて、却って時間がかかり、精神的にも悪い方向にいくこともあるので注意が必要です。
個人的に、これを解決するには、時間割が有効でした。
例えば、どうしても苦手な作業であっても、三十分だけでもいいから、必ず手をつけて、今日はこれができたとの成果を確認するようにしました。結局、一旦、手をつけてしまうと、三十分どころか、何時間も作業できてしまうのです。
おそらく、「上手くいかない」「満足のいくものをつくれない」のが、僕の場合は嫌で、それを回避しようとしていたのだと思います。
それは、完璧癖かもしれません。しかし、それを「悪い」とは思いません。「直す」つもりも実はありません。実際、この性質に随分と助けられてきたからです。
但し、使い方を間違えると自分を攻撃しかねないので、「作業は段階的に」「一気に仕上げようとしない」は、僕にとっては鉄則です。
要は、緩く、ゆる〜く始めると良いということ。「取り敢えず、手をつけて、やってみようか」という適当な自分。
しかし、そのうち段々、もっと良くしたいと、黙っていても質に拘り始める自分がいるから。仕上げ向きの完璧癖の自分。
一人だけど、二つの性質があって、登場順位を間違えないように、自分を監督するようにしております。
やはり、上手く自分を使う、セルフマネジメント、セルフプロデュースの視点が大事かなと思います。
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