楽しくやんなさい

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

今日もじわるSNS投稿から始めます。

優しい言葉に、心が癒されます。癒されると感じるほどに、実は、心が渇いていたり傷ついているのかもしれません。

なぜならば、普段から、そう思っていたら、それができていたら、「何を当たり前なこと」としか思われないだろうから。

このSNS投稿がたくさん見られているのは、人々がこういった温かい言葉を欲しているからなのでしょう。

人生なんて暇つぶしみたいなもん。楽しくやんなさい。

上記のSNS投稿の言葉の中で、僕が一番、目に留まったのは、小見出しにした上記の言葉です。

目に留まった理由は、昔は、こんな風には全く思えなかったから。

まだ勤めていた時の話ですが、「山奥ニート」という人々の話を知りました。

以下の動画の中で、「山奥ニート」の方々が共同生活する集落の人が「人生全部遊びやん」と言っております。「このような価値観があるのか」、「人は、こんなにもゆったりと生きられるのか」と驚いた記憶がります。

内心、「そんなはずはない」「人は必死になって、働いていかなければならないんだ」と反発しつつ、「うらやましい」「自分も本当はそうしたい」と思ったものです。

ある人が、出勤するサラリーマンの人たちの顔を見て、みんな、暗い顔をしている、と言っておりました。

実は・・・僕はサラリーマン時代、もう何年と、多分、十数年以上、晴れやかな気持ちで出勤したことがありませんでした。暗い話をするつもりはないのですが、大なり小なり、重圧が常にあって、「頑張らなければならない」と思いつつも、「この重圧から解放されたい」とも、ずっと思っておりました。

側から見れば、僕もきっと、暗い顔をして出勤していたのでしょう。

どうやったら、そんな顔をせずに生きられただろうか。

「人生なんて暇つぶしみたいなもん。楽しく」と生きたいのだけれど、やり方がわからない。

そう思うと、「山奥ニート」に羨望を感じつつも、見ていると辛くなりました。

自分の考え方、価値観を、まるでパソコンのOSを更新するが如く、できたのならどんなにか楽だろうと思うことがあります。

そう簡単にはできないから、方法も含めて簡単には見つからないから、もがいたり、あがいたりするのだと思います。

そして、人は環境から必ず影響を受けるのですから、何かしら、環境面での変化が必要となります。別にニートになれということではありません。今が苦しいなら、苦しさの基を取り除いたり、そこまでが難しいなら、抑圧するものから遠ざかるなど、環境への働きかけは何かしら必要です。

何かしら環境に手を加えて、時には環境ごと変えたりして、いろいろ行動していく中で、人の考えや価値観も変わってきます。

人の価値観や考え方が変わる時とは、どんな時でしょうか。

僕は、人生の一番目が変わった時だと思います。

僕にとっては、仕事が人生の一番目だった時があります。仕事が一番目だと、仕事の出来・不出来に精神状態がとても左右され、不安定になります。仕事が一番目だから、仕事以外で自分が充足する手段が無くなるようなものです。

仕事よりももっと大事なものが見つかると(他の一番目が見つかる)、自ずと仕事の優先順位が下がります。今も、仕事が大事なのは間違いありませんが、僕の人生のおいて、現段階においては四番目くらい、時に三番目くらいに繰り上がることがありますが、それ以上にはなりません。

優先順位が下がると、自ずと、仕事にも振り回されなくなります。上手くいっても「ああ、そう。まず良かったね。」、上手くいかなくても「まあ、仕方がないね。何か方法を考えよう。」とゆったりと構えていられるようになったから、不思議です。

人生の一番目が更新される時。

自分で更新するという意志も大事ですが、機会や時は、向こうから勝手にやってきます。

その時に、どう対応するかで、更新される場合もあれば、そうでないこともあります。

どうやったら、更新できるかは、その人の物語を紐解かなければ、意味のある手がかりは掴めないと思います。また、一般化できるものでもないと思います。

できるのかもしれないけれど、自分の物語を紐解くことほど、楽しく、挑みがいのあるものはないと思うので、方法論で語るのは無粋だと思います。

僕の場合は偶然でしかないのですが、生き方、働き方が変わる機会がたまたま訪れて、それに乗っかったら、結果的に自分の中の一番目が変わったというだけ。

そうしたら、何故か分からないけど、『人生なんて暇つぶしみたいなもん。楽しくやんなさい』と、昔よりは肯定的に思えるようになっていました。

もっとも、価値観が変わる時は、それなりに大変さもあります。何の犠牲も払わない変化など無いのだと個人的には思います。

この記事で、要は何を言いたかったかというと、今いる環境が人生のすべてでは無いということ。

心を変えるにも、環境への働きかけが必要で、環境が変わると、心も変わるということ。本格的に辛かったり、大変だったら、悪い方に転がるよりも、思い切って行動してみたら良いと思います。

もちろん、しっかりと考えた上でです。人生を楽しくやるには、周到にしつつ、思い切った行動が時には必要です。

冒険するからには、念入りに、本気で。そうすれば、自ずと楽しめているはず。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。