あなたの中にあるレシピ

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

ある漫画家さんのSNS投稿。

さらっと書いてあるけど、有料にしても良い位に示唆に富んでいると思いました。

漫画に限らず、個人事業とか、ブログ、その他の作品を作って発信する人にはそのまま参考になりそうです。

『あなたにしか描けないものを書いた方がいいです』

  • 正論、教科書に書いてあるようなこと、誰かの意見なんて、別に聞きたいとは思わない。
  • 予定調和、多数派の考えを裏切るような、予想外なものがあると、目は釘付けになる。
  • 自分の個性は実は唯一無二で、自分の心の底から湧き上がる感覚を表現すると、他の誰でもない「自分らしさ」が自ずと現れる。
  • 絵や文章が上手くても、個性が無かったら台無し。
  • 「自分には個性はない」と思うのは勘違いで、自分の持ち味、賜物に気付いていないだけ。

僕自身、事業で自分の個性の出し方がきちんとできているかと言えば途上なのですが、それでも個性って、とても大事だと思います。

『ここにしか咲かない花』には希少価値があるからです。

『あなたの仕事や経験してきた事は武器になります』

  • カウンセリングで聞くその人の人生は、誇張なしに、物語の宝庫なのは間違いありません。
  • 特に、悩んだ事、苦しんだ事、嫌な思いをした事の一つ一つに、その人の価値観、その人となりが凝縮していて、文字に起こしたら本が出来上がるくらいです。
  • 仕事は、勤めていたら、1日8時間、週5日も働くわけですから、そこでやった事、得た事、感じた事、物語だらけで、人々に共通して共感することがたくさんあるはずです。つまり、題材の宝庫。
  • 仕事だけでなくても、家族のこと、結婚、子育てにはたくさんの失敗と後悔と教訓があります。
  • 人生を長く生きてきた人ほど、たくさんの人生場面での「対処レシピ」があるので、埋もれたいるものを発掘して光を当てると、お宝があるのは間違いありません。

人の経験とは、膨大な量になります。日記を書く方は、過去の日記を振り返ってください。毎日たくさんの出来事がありますよね。

「変わり映えのない」と思ったとしても、あなたの感性は、毎日、何かしら拾っているではありませんか。

自分らしさの「手がかり」、そして、「武器」は、外側ではなくて、実は自分の内側にあることがとても多いと思います。

自分の外側に答えを求めてしまうけれど、自分を歴史を掘り起こす方が実は有意義だったりします。

自分にとっての処方箋は、自分の中に。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。