最初の目標

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

新年度に入って、今日は初めての金曜日です。

日勤帯勤務の方であれば、おそらくは明日、明後日はお休みの方が多いのではないでしょうか。

「今日過ごせば、明日からはゆっくり休める」と思っている方も多いかもしれませんね。

新社会人だった時、初めての週末休みを迎えて、妙にほっとしたことを覚えております。

働き始めての初めての休日は、学生だった時の休日とはちょっと意味合いが変わって感じられました。

そして、新人を指導している方、部署の長にとっても、実はほっとできる時ではないでしょうか。

「指導をする」のは、かなりの労力を要します。

適当に、簡単に、という姿勢は自分が思う以上に相手に伝わります。しかし、全力を注ぎ過ぎると自身の業務にも差し支えます。

ちょうど良い塩梅の業務量の配分、遂行の速度の匙加減が求められますね。きっと、そういったことを通して成長していく事でしょう。

個人的には、課長時代、年度始めは気忙しい時期でした。

年度の計画を考えたり、社内・社外の機関の「総会」の類が目白押しだからです。

年度の計画を立てていて、いつも思うのは、その時になって立てようとしても「遅い」という事。理想を言えば、年間を通じて定期的に考えているのがちょうど良いと思います。

そうでないと、取って付けたようなチグハグさが生じるからです。

「忙しくない時期」なんて無いかもしれませんが、年度始めは「気が張る」ことが多いので、新しく役職に就いた方にとっても週末の息抜きの仕方を新たに学ぶと良いと思います。

これまでよりは大きな荷を負っているので、場合によっては「これまでの息抜きのやり方」では疲労が十分に抜けていないこともあります。

立場が変わると、疲労感もまた違っているからです。

毎年、この時期になると新入職員、異動された方、新たに役職に就いた方のことが、ふっと頭に浮かびます。

勝手ながら、上手く乗り越えてくれるようにと思います。

僕が勤めていた時に心がけていたことですが、「最初の一週間を無事に乗り切ること」を最初の目標にしておりました。

「何だ、そんな簡単なこと」と思うかもしれませんが、最初から躓くとその後が大変になるので、やはり最初が肝心です。

ひとまず、新入された方々、一週間お疲れさまでした。

ゆっくりお休みください。