高くても、高くはない理由

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリング 中田雅也です。

個人的な話ですが、二十年来、行き続けている飲食店があります。

決して安くはないし、決して頻繁に行ける店ではありません。

それでも、提供してくれる食事が美味しく、行くのなら、満足いくまで食べたいと思わせる店です。

いわゆる全国展開するような店ではありません。むしろ、地味ですらあるその店は、いわゆる地元の店です。

特別に美味しいものを食べたいと思った時。
大事な人をもてなしたいと思った時。
家族での外食を特別に楽しみたい時。

そんな時に利用しております。
自分にとっての「行きつけ」という意識のある店はほとんどないのですが、その店だけは少し別格です。

そんな特別さに気付いたのは、三年前に山形を離れた時。

最後に、どこかで外食しようとなった時、「その店」に行きたいと思いました。

「最後に○○するとしたら」という質問があります。

最後(実際には最後ではないけれど)に行きたい所に「その店」が浮かんだのは、そこに僕が大切にしていたものが凝縮されていたから、だと思います。

僕にとっては、そこが特別だった、ということ。

実際には、決して安くはなく、どちらかと言えば、非日常感がある店です。しかし、安いから良いということでもありません。

良いものを提供するからには、相応の費用がかかるのは当然です。安かろう悪かろうにするのは容易かもしれません。

しかし、良いものを、相応の価格をいただいて、提供し続けるのは、少し勇気のいること。

それでも、本物や良質を求めて、費用を投じる人がいるから、その店は長年維持できているのだと思います。

本当に良いものに、価値があるものに、人は対価を支払うのだと思います。安さで釣ることなく、質で勝負するという店の心意気もまた、良いなと思います。

高いかもしれないけれど、それでも惜しくはないと、その店に通うお客さんが、行動で示しております。気付いたら、僕も同じようにしている一人となっておりました。

一庶民としては、ちょっと贅沢かな、と思うこともあるけれど、「本物」を見抜いたかもしれない自分の選択があったことを、ちょっと嬉しく思いました。

大袈裟かもしれないけど、大きな価値を、ちょっと高いくらいで手に入れられるなら、決して惜しくはないのだと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。