覚えられて、嬉しい

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリング　中田雅也です。

僕の子供が小さい時、ポケモンが大好きでした。
大人になった今でも、どうやら好きな模様。

ポケモンのテレビや映画、ゲームに服に筆記用具とポケモンずくし。
せがまれてよく買ったものです。

個人的に印象に残っているのが、つるの剛士氏の『ポケモン言えるかな?』の歌。

ポケモンのなまえ 言えたなら
言われたポケモンも うれしい!
ポケモンのなまえ よんだなら
どこかでポケモン いいへんじ!
どこかでポケモン いいへんじ!

（略）

ポケモンのなまえ 言えたかな?
だいたい言えれば いいかんじ!
ポケモンのなまえ 言えたかな?
ポケモンたちが ありがとう!
おぼえてくれて ありがとう!

Anison

アニメの歌ではあるけれど、人の心の機微にも似ている。誰だって、名前を覚えられて、呼ばれたならば返事をする。

当たり前のことだけど、名前を覚えてもらえなかったら悲しい。名前は唯一無二、自分の存在を表す言葉。

たくさんいるポケモンたちの名前を僕は全く覚えられなかったけど、僕の子供は、驚くべき記憶力で数十（それ以上か）あるポケモンの名前を全部覚えて識別していた。

もし、ポケモンが現実にいて話せたら、覚えてくれてありがとうと言っていたかもしれない。

覚えることができたのは、ポケモンが大好きだったから。

ポケモンごとの強みも、弱みも、ゲームをやっていたから全部把握していたらしい。なかなか大人でも他人をそこまでは把握できない。

覚えることができたのは、ポケモンが大好きだったから。

例えば、僕も、僕の家族に僕の性質を認識してもらえていると嬉しい。
例えば、好きな食べ物、好きな場所、好きな音楽、好きな趣味など。

大事にしてくれているから、覚えていてくれる。
大事にしてくれるから、僕の価値観を踏まえてくれる。

関心があって、覚えていてくれるとは、大きな愛情表現だ。
あなたの家族や、あなたの近くの大切な人にそれができておりますか。

強いられてする訳ではありません。
自然と想って、そうしているのでしょうね。

自然としている、相手を思う行為を、愛情と言うのだと思う。