断っても大丈夫

ある営業の方との会話。
「(僕)たくさん気を配って、値引きしてくれるけど、大丈夫ですか。ちゃんと利益出てますか。」
「(営)ははは、大丈夫ですよ。(満面の笑み)それに、僕は、無理なら無理って言える人ですから。」

僕は、この言葉を聞いて、いろいろな意味で安心しました。
僕も自営業なので、業種は違っても、相手の立場が何となく想像できます。
そして、一番の損失とは、相手に無理をさせすぎて、万が一にも経営が立ち行かなくなって、その上質な品を買えなくなることです。
また、相手に苦しい思いをさせてまで、値引きを迫るのは心苦しさがあります。

興味深かったのは、「無理なら、無理って言える」との一言。
僕には、これは信頼度が上がる言葉だな〜と思い、好印象でした。
最も良くないのは、安請け合いして、後で「やっぱり駄目でした」という流れ。また。他のことで手抜きをされても困ります。
突き詰めると、嘘が無いということですね。

ついつい、相手に気に入られようとしたり、相手の顔色を伺うと、断りにくくなります。
しかし、これも、突き詰めると、相手に隷属することになり、対等な関係と言い難いです。従った側は、そう遠くない内に、この関係が苦しくなるでしょう。
健全に、対等であるには、「できることは、できる」「できないことは、できない」とはっきり言った方が良いです。

無理なことを要求してくる相手がいるならば、きっとその関係も長続きしないでしょう。
無理して応じても苦しくなるだけです。
商売も同じだと思います。某曲の歌詞にもありますが「どちらかが苦労して、繕うものではないはず」です。

そんな訳で、健全に、長続きする関係であるには、断ることは大事なことだと思います。
そうすることで、どこから無理させるかが、明確に分かるからです。
相手に無理をさせてまで、自分が得をしようとする関係には、やはり無理があります。

だから、断っても大丈夫。
大切な関係だけが、残るだけです。

投稿者

中田雅也

青森県八戸市。支援者のための、支援者のミカタ(味方) カウンセラー。Click  
元MSW(20年来)。ソーシャルワーク部門管理職、職能団体の長、所属組織の経営幹部を経験。 支援者(援助職、医療従事者、管理者等)への支援が必要と思い至る。
全ての人に身近なソーシャルワーク・カウンセリングを。強みを活かして、より良き人生を。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。

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