芯の強さ

こんばんは。

ある女優さんについて。

昔は、アイドルで歌を歌って、テレビを盛り上げていた印象があります。

ここ数十年は、ドラマに出てくる女優さんの印象。

個人的には、あまちゃんの主人公の母親の印象が強いです。

そして、ここ数年は、芸能人には珍しく社会派の発言をされており、これまでの見方が少し変わりました。

その方は、小泉今日子さんです。

「歌手やタレントが政治的発言をするな」みたいに言われることもよくあるけど、国民の1人として普通のことなんじゃないかなって思うんです。人前に出る仕事をしているから、いろいろ言われるのはある程度仕方ないけれど、思うところはあります。

でも、途中でなんかもういいやって思ったんです。言われてもいいやって。やっぱり反応の数でいったら、応援してくれる人の声の方が多く届くんです。私が言ったことに対して、「すごく気持ちが楽になった」とか「私も同じ気持ちで1人じゃないんだと思えた」といったメッセージをくれる人がたくさんいて。

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他の芸能人でも、政治的発言をしたら、随分と叩かれた出来事が過去にあったと思います。

僕は、何故、叩かれないといけないのか不思議でなりません。彼女が言うように、国民の一人として普通のことだと思うからです。

むしろ、世の中の人々が無関心で、語らな過ぎると思うくらいです。しかしながら、もし、それが少数派であるとしたなら、その中で発言することは非常に勇気が要ることです。

そんな中で発言してくれたことで、僕自身も、こうして記事で「国民が、自分の生活に直結する政治に関心を持つのは当然」ということを、こうして引用しながら書けるので、多くの人々に良い影響を与えているのは間違いありません。

ソーシャルワーカーは、個人や家族だけでなく、日本社会といった大きな枠組み(マクロ)でも捉え、時に変革することもその役割に含まれます。

もし、大勢が無関心だったら、そもそも働きかけようもなく、また、(実際今がそうですが)様々な制度が人々の暮らしを悪化させることがあるのなら、元の政治や制度に働きかけなければなりません。

プロダクションの中にいると、やりたくないなって思うこともやらないといけない場面が出てくるんですよね。会社とか組織の中にいるっていうのは、その組織のルールの中にいるってこと。そこにいるのにルールを破りたいっていうのは、ただのわがままになってしまうじゃないですか。

だから、やりたいこととやらなければいけないことの折り合いをどうやってつけるか、というのは若い頃からずっと考えてきたんです。「その仕事もやるけど、私がやりたいこの仕事もやっていいですか」とか、そんなふうに駆け引きをしたり、どうしてもやりたくないことはきちんと理由を考えて説得したりすることもありました。

でも、いざ独立をして自分が1人で立ったときには、後ろ盾がなくなって見えてくるものもたくさんありましたね。

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この発言は、組織を抜けて個人事業主となった僕の気持ちを代弁するかのような台詞で、すこぶる共感を覚えます。

当たり前のことですが『会社とか組織の中にいるっていうのは、その組織のルールの中にいるってこと。』です。そこで恩恵(例えば、毎月、決まった給料を得る)も受ければ、組織としての仕事(個人として好まない事柄)も、時には渋々でもやらなければなりません。

組織内の規則を変える試みも、もちろん可能ですが、決して簡単なことではありません。『やりたいこととやらなければいけないことの折り合いをどうやってつけるか』は、勤めている人間全てにとっての永遠の課題だと思います。

そして、独立すれば、後ろ盾が無くなるのも当然で、それでも尚、自由や自分のやりたいことを追求したいと思うか(そのための力量を持つこと、研鑽が不可欠)に懸かっています。

つらつら、いろんなことを書きましたが、要は、彼女の言葉に力強さを感じ、信念を感じ、総じて、芯が強い人なのだなと思いました。

テレビの中の人(有名人)でしかありませんが、それでもこのように自分の言葉で、自分の考えを伝えて、行動している人間がいるというだけで、大きな励ましを僕は受けます。

記事のコメントを見ると、概ね肯定的で、彼女の言葉や生き様は多くの人に伝わり、受け取っているようです。

芯の強さとは、最初からあるのか、後から出来上がったのか分かりません。

ただ、信念に基づいた行動が不可欠なのだろうとは思います。そうであるなら、今からでも、誰でも培うことができるのだと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。

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