先駆者たち
こんにちは。
先駆者には苦悩がつきものだと思います。
例えばこちらの記事にあるメジャーリーグで挑んだ先駆者たち。
<今では信じられない話ですが、94年に野茂英雄さんがメジャー挑戦を表明した時、マスコミやOB、ファンまでもが「わがまま」「通用するわけがない」と非難し、「野茂は痛いヤツ」と笑われる雰囲気がありました。
野茂さんが大活躍し“うるさ方”を黙らせた後も、「イチローの振り子打法は」「松井(秀喜)……さすがに長距離砲は」と誰かが挑む度、「活躍できるわけない」の声はあがりましたが、彼らが結果をだしていくうち、日本のプロ野球界にとって、メジャー挑戦は「夢物語」から「現実」になりました。そしてついに、日米両国から「できるわけない」の声を浴びた大谷選手が「メジャーでの二刀流」を実現し、ベーブ・ルースの記録を塗り替える、異次元の大スターとなったわけです>
Yahoo!ニュース
野茂英雄氏がメジャーリーグで活躍した時のことはよく覚えております。
叩かれた経緯は後から知ったのですが、相当な内容です。
しかし、メジャーリーグで勝つたびに大きく報道されました。「野茂が投〜げれば、大〜丈〜夫」の歌が好きでした。
野茂氏は日本プロ野球に入る時から、自分の投球フォームについて口出ししないというのが入団条件にあったようです。若い頃から自分の感覚を信じてやってきたのでしょう。
大谷翔平選手の時も、二刀流に対して冷ややかな見方があったのは覚えております。
ただ、彼は数十年に一人の逸材でした。
活躍についてはみなさんご存知の通り。そして、自分を信じてやり遂げました。
イチロー氏は何かのインタビューで「批判されるとぞくぞくする」と言っていた記憶があります。
ここまで来ると、批判など壁を乗り越える楽しみのようにすら感じているのかもしれません。
乗り越えてきた壁の数が違うこともありますが、乗り越えたことで得られるものの大きさを知っているのだと思います。
このような偉大な選手のことでなくても、誰でも何かしらに挑み、時に批判を浴びることがあります。
その批判が、ただただ足を引っ張るような内容であれば、それと戦わねばなりません。
その相手は「お前にできっこない」と言ってくる否定的な自分の声かもしれません。
各々が置かれたところでの、何かしらの先駆者。
きっと各々が逆風にさらされても挑んだ経験があるはず。
その時は何を頼りに挑むことができましたか。
最も参考にできるのは、自分自身の経験です。
自分の力を総動員すればこれまでにない景色を見流ことができるのではないでしょうか。
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