夏野菜の思い出
こんにちは。
昨日の話ですが道路沿いにテントをはって野菜を売っている方がおりました。産直販売が好きなので立ち寄ったら若い男性が実家で取れた野菜を売っているとのことで、綺麗にビニール包装された色艶の良い野菜が並んでおりました。「今日取ったばかりだから美味しいですよ」と聞いたら買うしかありません。(最初から買うつもりでしたが)
トマト、とうもろこし、オクラを買いました。それらを見ながらふと昔のことを思い出しました。
自分の実家は農家なのでよく自宅でとれたトマトやとうもろこしが子どもの頃に食卓に並んでおりました。とうもろこしは茹でとうもろこしが定番、十分甘いのでそのままかぶりつくか、塩を塗すかして食べました。飼っていた犬がなぜかとうもろこしが大好きで、とうもろこしを凝視して、あげなければ飛びつきそうな勢いでした。これがまた実に器用にとうもろこしを食べます。片方の前足でとうもろこしを押さえながら「バリっ、バリっ」と音を立てながら、食べ残しの破片もなく綺麗に食べます。子どもよりよほど上手にです。それを眺めているのも面白かったです。
ちなみにこの飼い犬は庭に置いてあるキャベツも腹が減ると同様に「バリっ、バリっ」と音を立てながら食べておりました。犬も喜ぶほどの美味しい野菜と言うところでしょうか。
また、昨年の今頃に山形から八戸に転居しましたが、八戸市内で見かける畑には必ずと言って良いほどにとうもろこしが植えられておりました。当然かもしれませんが当地でも身近な夏野菜ですね。
ところでトマトは正確には夏野菜ではないとする説もあるようです。トマトが高温多湿に弱く、冷涼で強い日差しを好む野菜だからだそうです。それでも個人的な思い出ではやはり夏です。幼い頃、親の畑仕事について行って、喉が乾くと畑のトマトをそのまま食べて喉を潤した記憶があります。
上記の写真が買ったものの実物ではないのですがこれに違わぬ見事な出来栄えでした。自宅のミニトマトの鉢でさえここまで色鮮やかには育ちません。農家はプロです。実家が農家ということもありますが農家を心より尊敬します。
などなど、産直売り場で野菜を見ていたらいろんなことが思い出されました。
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