駄目出しはありがたい
こんばんは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
「徒然」
手持ち無沙汰とか
しんみりと物思いに耽るという意味。
心を落ち着かせるといろいろな言葉が思い浮かぶものです。
人生に対して、人間に対して、心に対して。
心を閑にして、思い浮かんだことを少しだけ、短文調にして。
【今日の徒然】
きっと現代の価値観からすると好まれないこと。
それは、『駄目出し』。
けれど、その意味は、決して人を貶すことではないんですよ。
他人の行為や仕事などに対して,批判を行なったり,改善を促したりすること。
引用:スーパー大辞林
こんなことがありました。
ある人のプレゼンに対して、問題を指摘するのが嫌(嫌な顔をされるのが目に見えていたから)で、「いいんじゃない」で通したら、その人が大丈夫なのだと思ってしまったことがありました。
しかし、本番では、けちょんけちょんに酷評される羽目になりました。「なぜあの時、指摘してくれなかった」とまでは言われませんでしたが、果たして何も指摘もせずに、生ぬるい返答をしたことは正しかったのかどうか・・・。
「面倒だからいいや。何も言わない」「無関心」
何も指摘しないとは、実は結構、残酷だったりします。あとで取り返しのつかない事態になったら、それこそ最悪ですね。
「このままじゃいけないよ」は耳が痛いけれど、悪くならないようにと導く言葉でもあります。もちろん、言う人の人間性の見極めも必要ですが。
「より良いものを一緒に作ろうよ」という善意を感じ取れるなら、駄目出しはありがたいものです。
何より、わざわざ駄目出しをするのも、する方は大変だったりします。好き好んで口うるさく、攻撃したい訳じゃないなら尚更。
ちなみに僕は、駄目出しには、おおげさじゃなく、半日分くらいのエネルギーを消費します・・・。
そうは言っても、僕も駄目だしは恐いです。
しかし、事前に駄目出しをいただく機会があったら、あんな無惨な結果にはならなかったのでは・・・と思う場面がいくつかあります。
事前の「試し」を経ていると、本番は意外と恐くなかったりします。
だから、時々、自分に向かっても言い聞かせます。駄目出しは、恐いだろうけど、恐いだけじゃなくて、自分を救ってくれるものでもあるんだよ、と。
駄目出しをありがたいと思う経験を、なるべく早い内に幾つか経験できると良いですね。
投稿者プロフィール
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