個々の文脈
おはようございます。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
「徒然」
手持ち無沙汰とか
しんみりと物思いに耽るという意味。
心を落ち着かせるといろいろな言葉が思い浮かぶものです。
人生に対して、人間に対して、心に対して。
心を閑にして、思い浮かんだことを少しだけ、短文調にして。
【今日の徒然】
人の数だけ答えがある
人間関係で大切なこと。
健康の秘訣、など。
大事にしたいことはいろいろあって何が正解なのか探したくなってしまう。
それで、他者の考えを聞くと
まあ、いろいろ挙がってくる。
面白いのは、矛盾するような答えが上がること。
例えば、健康の秘訣について。
「仕事を頑張らない」という人もいれば「よく働く」という人もいる。
一体どれが本当なのだろう?
言うまでもなく、結局は置かれた個人の状況が千差万別なのだから、単一の答えなんか無いということ。
ストレスがかかり過ぎる仕事だったら、確かに頑張り過ぎない方がいい。
適度に距離を取っているのが最善だ。
しかし、自給自足的な農業、それも、本質的な「土いじり」ならば、「よく働く」がきっと良いのだろうと容易に想像がつきます。
全ては個人個人の背景。
すなわち、文脈が大事でそこを読まずして
結論だけを重んじると無理が生じる。
さながら、他人が作った文章の結論をそのまま引用するようなものだ。
途中の論の展開が異なるのだから、結論が同じになり得ない。
「◯◯が良いようだ」
こういったものは妙にもてはやされ、流行ったりする。
仕事についても
今は頑張り過ぎず、自分の時間と健康を大切にというのが、よく言われております。
実際、僕もそう言ってきました。
しかし、一方では、一心不乱にのめり込む時期も必要だと思っております。
真剣に自分の能力を磨く経験をしないでいたら、緩く、非力なままになるおそれがあるからです。
それを、どこで、どうやって、するかが大事。
個々の文脈を読みながら、考えないといけない。
この個々の文脈において
本当に何が大事かを見抜かなければいけない。
これが、なかなか難しくて
知恵が求められます。
結論、自分の文脈から結論を出そうね。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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