頑張り屋さんはせっかち？

頑張り屋さんへ（その二）

先日、このような記事を書きました。
思ったより多くの方が見てくれたようで、思い当たる節がある方が多いのかもしれません。

頑張り屋さんへ

おはようございます。 日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室（青森県八戸市）です。 数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありが…

結い心理相談室

頑張りたい。
高い目標を持っていたい。

たとえそれが過大な目標であったとしても。
最近、そうおっしゃる方と出会いました。

完全でなくて良い。
頑張りすぎない。

メンタルケアではこういった物言いが定番化していて
僕も気付けば同じようなことを言っていたりする。

しかし、当の自分は、本当は頑張りたい傾向なのだ。
もちろん、自分が思っていない事を言っている訳ではない。

「そんなに頑張らなくていい」と

誰かに言われる事でやっと
その行動が選択肢として生まれるからだ。

大事なのはその後。

「それでも頑張りたい」という思いは強固に湧いてくる。
頑張らない自分の姿は想像がつかない、という違和感が湧いてくる。

率直に、それはそれで、有りだと思います。
まったく努力無しに生きるなど、それはそれで不健全だから。

結局は、身の丈にあった目標設定と
今、既にやられていることを認める事が要かと。

頑張り屋さんのあるある話。

「私は全然できていない。」
「だから、私は駄目な奴。」

こういう極端な「100か0か」の捉え方をして
自分を叩く人が多い印象です。

けれど、客観的によ〜く訊くと
決してそのようなことは無い。

やろうとしていること
やれていること、が必ずある。

ここを認めるだけで
グッと心は軽くなるのにね。

そうすると、今よりも前向きに健全に頑張れるのです。

ちなみに僕はそうしております。

あとは、一気に「1」から「10」に到達しようとする傾向があること。
いかなる時も「10」またはそれに近い到達目標を設定する傾向があること。

まあ、これだと誰だってうまくいきませんね。

やはり何事も段階を設けましょう。

知ってますか？
適切な段階の課題設定をすると、人には乗り越えようとする意志が働くのですよ。

つまり、頑張り屋さんはせっかちでもあるのかな。
もっとも、僕もその傾向があるから、そう思うのです。

つまり、正しく「頑張り方」を設定すると
適切に「頑張れる」のが頑張り屋さん！

あなたの素晴らしいその性質を適切に活かせるように工夫していきましょう。