肯定的関心は最強！
中田 雅也こんばんは。
『援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室（青森県八戸市）です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
肯定的関心は最強！
これは、本当です。
相手に関心を持つと
もっと教えて、もっと語ってと、前のめりになれます。（それも程々に...）
相手の情報、ひとつひとつに
へ〜、そうなんだ！と感嘆詞が出てくる。
クライエントさんの話す内容が
好ましく、時に愛おしくすら感じる。
相手に関心を持つことの最大の利点。
それは相手の資源（有効活用できるあらゆるもの）を容易に見出だせること。
きっと、この人なら
これからもやっていけるはず！
そう信じたいし、実際、そう思えることも多い。
クライエントさんの立場になれば
援助者のこの姿勢や雰囲気は、まざまざと感じますよね。
誰だって、自分に向けられる眼差しが
肯定的なものか、温かいか、関心を寄せているかくらい、直ぐに分かります。
自分に向けられたものが肯定的であれば
それだけで嬉しくなるし、心も和らぐ。
私、大丈夫かも！
そう思えたなら幸いです。
むしろ、根拠はなくても、思ったもの勝ち。
なぜなら、既に大丈夫の世界を先取りするから
大丈夫なようになっていくのです。
これは立派な解決構築の技法です。
僕は、援助で行き詰まった時ほど
クライエントさんに「教えてくれ！」の姿勢を出すようにしております。
何事も、知ろうとする者には
必ず手がかりを教えてくれるものだと経験的に知っているから。
むしろ、危険なのは自覚なき無関心。
心が冷めている状態。
この状態は、気付きを妨げます。
例えば、子供が目を輝かせて
大人に、教えてって、迫る場面があります。
こんなにも目を輝かされたら
応えないわけにはいかないなと、思わされます。
それを完全に同じとは言わないけれど
肯定的関心、熱意は周りを動かします。
化学反応とか
熱で人を動かしたりします。
そんな訳で
教えて！
それで？どうなったの？
行き詰まった時、ちょっとこれを思い出してみるとお役に立てるかもしれません。
投稿者プロフィール
- 結い心理相談室
-
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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