遠回りしたから、進めてこれた
こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
朝から、素敵な投稿に出会いました。
どうして、「いいな」と思えたのでしょうか。
自分の人生を振り返って
「あの出来事は無くても良かったのに、味わいたくなかった」
「どうしてあんな無駄な時間を...(三井寿のように)」
と、苦々しく思ったり、後悔することが、あるからではないだろうか。
その思いが、強いか、弱いか、多いか、少ないかは人それぞれ。
そして、それを誰かと比べるものでもない。
自分にとっては「捨てたい」「無駄」と思った事に
振り回されてきました。
しかし、それによって「生きるって何だろう?」と考え続けるきっかけとなりました。
「人生の意味」を問うてばかりでしたが、実は「僕自身が人生から問われていた」
ということも、気付けました。
たくさん、たくさん、人について、人の道や心について
考えるきっかけが与えられたと思います。
もし、それらがなかったら、今、こうして
人に関わる仕事を決してしていなかっただろうなと
もっと、エゴの強い、人の痛みも理解できず
傍若無人な人でなしのような自分になっていたのではないかと
想像するとゾッとします。
「無駄のないことばかりしていたら、人間のこころはやせ細る」
村上氏がどんな文脈でこの言葉を使ったのか分かりません。
どんな意図でこの言葉を発したのかは分かりません。
もしかしたら、僕が勘違いして受け取っているかもしれないけれど
この短い言葉を、僕が解釈して、味わったことに意味があると思います。
無駄と思うものには意味があって、人生における伏線のように張り巡らされ
また、時には本当に回避できたかもしれず、それもまた教訓を生みます。
すべてに意味があったと、人生の文脈を振り返り
いつか答え合わせができる日が来ることを信じたくなります。
そう考えると、なんだかわくわくしてくるのです。
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