習慣のチカラ
中田 雅也こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
ご存知、現場猫。
工事現場でラジオ体操をしている光景を見たことがありますが、今もやっているのかどうか、されはて...。
面倒に思っていたラジオ体操も
いざ無くなってしまうと物足りない...
そういったことって、他のことでもあるかもしれませんね。
ラジオ体操繋がりで言えば
子供の頃、朝、親がNHKラジオを聴いていて
6時30分になると（確かその時間だったような）
ラジオ体操の歌が流れてきました。
僕は、学校に行くのめんどくさ〜と思っていて
ラジオ体操の歌を聞くと
「学校に行かないと」となって
急かされるようで嫌でした。
それでも、長年聴き続けると
朝は、アレがないと始まらない、となるから不思議です。
アレがないと、物足りない...。
あれほど、嫌がってたのに...?
昔は嫌がっていたのに
無くなったら物足りないもの。
僕の場合
それは「通勤」です。
僕は、以前は徒歩通勤でした。
だいたい20分〜30分くらい歩きました。
夏場は汗だくになって
面倒で不快としか感じなかった徒歩通勤。
しかし、長年続けると
あの20分と少々のウォーキングがないと
頭のスウィッチが入らなくなりました。
頭と心を整えるにはちょうど良かったと気付きました。
習慣とは、不思議なモノですね。
最初は嫌がっていたとしても
続ける内に、あって当たり前となる。
むしろ、無いと物足りなさを覚えてしまう。
その人の生存戦略と化してしまうことも。
通勤は、僕にはまさにそうでした。
もう勤めてはいないけど、カウンセリング室兼事務室を設けたのは、実は「出勤」のためでもあったかも。
最初は嫌でも
面倒と思っても
自分の中に上手く位置付ける力が人にはあるようです。
習慣の力とは凄いですね。
もしかすると、
今は意識できていなくても
誰でも続けている「習慣」があるかもしれない。
もしかすると、
その習慣に生かされているかもしれない。
そういったことを
時々、振り返ると良いかもしれません。
自分が、意識していなくても
上手く組み込んでいるのだから。
それって、凄いこと。
そんな自分の力を、もっと評価していきたいですね。
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