不安への対処法
こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。
心配、不安。
僕は、割と物事に不安を感じたり、心配したりする性質です。
そんな自分とも、もう長い付き合いです。
昔は、心配や不安を敵と思って、完全に無くなれば良いと本気で思っておりました。
しかし、やっつけても、やっつけても、次から次へとやってきて、ほとほと疲れました。
完全に無くなるはずがありません。生きている限り、何かに取り組む限り。
今だったら...心配や不安は無くならないと割り切り、心配や不安が起こること自体は全く気に留めません。
適度に制御したいと思う時は、「何を失うことを恐れているのか」「失っても挽回する方法もあるのでは無いか」と自己対話します。
どうしても失敗したくない思いに駆られる時もあるので、「じゃあ、失敗しないために、今、どんな準備ができるか」と、そこに専念したりします。
結局、できること、できないことがあります。自分の力が及ぶことと、及ばないことがあります。
他者の協力も必要なら、協力を求めるまでです。
自分にできる領域は、内容によって広かったり、狭かったりイロイロ。その見極め自体が、最も難しかったりする。
的が定まってしまえば、準備は半分終えたも同然です。
こういった見極め、整理整頓ができるようになると、不安とか心配とかも半分以下に小さくなります。
まさに、キングスライムがスライムに分割される感じ。
これができていない時、不安や心配が最大化します。裏を返すと、不安や心配が最大化するにも、きちんと条件があって、それらも無条件に大きくはなれないのです。
おもしろいものですね。
不安と心配は、指標である、とも言えます。
上記のような、「漠然とした不安がよくない」との言い方も、共感できます。
僕なりの受け止めですが、不安の基になる部分を特定できていない、分割整理できていない状態が、それに当たると思います。
霧の状態は、嫌ですね。
まさに曖昧模糊(はっきりしない、ぼんやりしている)。
じわーっと、自分にまとわりつく不安は、早く取り去ってしまいたいと僕も思います。
「大きなモヤモヤ」の実体を早く見つけて、上手く解体できると良いですね。
人は、できることしか、できないので、対処可能になるまで、対象を分割したり、整理したり、介入点を定めたり、対処の協力者を募ったり、するまで、です。
僕なりの言い方ですが、それら一連がソーシャルワーク・アセスメントとプランニングなのだと思います。
言わば、作戦会議。
僕らはの心配や不安は、日常の只中で起こります。そこにどう対処するか。時に戦いだったりします。
だから、作戦会議が必要なのです。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。
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