力の注ぎどころ

今朝の蹴球の勝利に酔いしれたく、動画投稿サイトを漁っていたら

選手の精神衛生管理に触れている動画を見つけました。

吉田麻也選手がメンタルコーチをつけた話があります。

その中で教わったこととして『自分の影響を及ぼせることにフォーカスする』ということを挙げております。

曰く、『例として、渋滞にはまってどうしようもない時、これは自分ではどうしようもないことだから、そこにエネルギーを使わない』と。

また、『ストレス、怒り、嫉妬に30%力を使ったら、自分が持っている100のうち、70しか発揮できない。怒り、ストレス、嫉妬を省いて、100全部自分に注ぐ』と。

まさについ最近に記事にしたエピクテトスの哲学の応用だと思いました。

本来、注ぐべき所に力を注ぐ。

とても合理的な考えです。

聞いて直ぐに応用実践ができるかは、自分の精神(自律、克己)や置かれた状況の難易度にも拠るとは思います。

ただ、実際に実践した人が語っていると説得力があります。

そして、この手の話は、聞くだけでなく、行うことに意味があると思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA