司会って大変
こんにちは。
以下のツイッター投稿から、思い浮かんだことを書きます。
最近のアメトークは見ておりませんが、司会の蛍原さんは演者の会話の聞き役に徹している印象があります。話が盛り上がるほどに存在を忘れそうになることがあります。それは悪いことではなく、良いことなのだと思います。
きっと演者は、司会者の聞き姿勢に安心しているからこそ、盛り上がることができているのだと思います。決して見ているだけで終わらず、程良い所でまとめてくれたり、突っ込んでくれるから安心して話していられるのだと思います。
そして、蛍原さんが人を貶すような言い方をしているのは、僕はほとんど記憶になく、そういう意味では心理的安全を演者に担保しているからこそ、演者が伸び伸びと話せているのだと思います。
司会とは、なかなか大変な役割だと思います。
僕も、何度も、たくさんたくさんやったのでよく分かります。
出席者の発言が少ない会議も難儀します。また、奔放すぎる発言をする出席者のいる会議も大変です。議論という目的が達成されないで無駄な予定調和で終わると空しくなります。
対面の会議でも、始まる前はあんなに和やかに談笑していたのに、始まった途端に静まるのはなぜ。
会議が終わってから、個別に意見を言ってくるのはなぜ。(大事な意見だと尚更)
こんな感想は司会をしたことがある人ならきっと共感してくれるのではないでしょうか。
心理的安全を保証すると、たとえ口で言ったとしても、実際にそうで無かったら、出席者は「ここでは話さない方が無難」と思ってしまうでしょう。
かといって、奔放すぎると会議の秩序が失われ、それもまた苦痛な時間を共有する羽目になります。
本当に司会とは難しいです。
新しい出席者による会議が発足した時、非常に重要な題目があった時、事例検討の時、
言うまでも無いけれども、『この会議の目的は○○で、そのために皆さんに集まってもらって、考えたことや意見を、理由を添えて発言しましょう、ある意見に反対であってもまず受け止めてから自分の考えを述べましょう。』と、敢えて説明から始めることを行ったりしました。
意外なことにそれが有効なこともあります。至って当たり前のことばかりなのですが、慣れると忘れがちになることでもあるかもしれません。
どんな職種であっても「人権」の尊重は基本です。
もっと簡単に言えば、人を大事にすること、それだけです。
勿論、それだけで対応がどうにもならない難しい場面もあるのも事実です。そんな時は場面を分析して、戦略的に対応策を考えましょう。できる工夫や対策がきっとあるはずです。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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